犬が老犬になってからの変化!犬の認知症の代表例と対処法

愛犬がシニアになってくると、様々な変化があります

我が家のチビが老犬になったときに起こった変化をまとめてみました

12歳の頃 まだしっかりと元気

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耳が遠くなった愛犬

ワンコが年を取ったかな?
と感じる変化は、耳が遠くなることではないでしょうか

犬ってものすごく耳が良くて、飼い主の足音がわかったりしますよね

うちのチビも、夫の帰宅をいち早く察知して玄関でスタンバイしたり

眠っているときに起こさないようにそっと冷蔵庫をあけて何かおやつを食べようとすると
振り向くとそこに居る・・・なんてことが日常でした

それがふと気づくと、冷蔵庫を開けても眠ったまま無反応

チビ〜と呼んでも聞こえて居ない状態でいつもスルー

これは時々確信犯的に無視をしているだけのこともあるんですけどね(笑)

やはり耳は遠くなります

でもそのおかげで、外の音に過剰に反応しなくなりました

外から聞こえてくる廃品回収車の

「ご家庭内でご不要の〜」というスピーカーからの音声が聞こえてくると

いつも張り切ってワンワン吠えていたのに、スル〜

お散歩中にサイレンを鳴らしながら救急車が通ると、興奮してギャン吠えしていたのに全く無視・・・。

なんか寂しい(笑)

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車が苦手になる

もともとそれほど車が好きなワンコではなかったのですが、13歳になったころから車をとっても嫌がるようになりました。

乗せるともうずっと吠えっぱなし

耳をつんざくような声で吠えまくります^^;

以前は一度サービスエリアで降ろしてドッグランで息抜きをさせたら、そこからおとなしくなったのですが
それも効果無しになりました

とにかく行きも帰りもずーっと吠えっぱなし

鼓膜がやぶけそうになります(笑)

若いころは帰りの車は100%ぐっすり眠っていたのに、車で眠ることは全く無くなりました

私は助手席で眠るのが大好きなのに、チビの吠え声で眠ることなんてできません^^;

元気だったころは平気だったけど、車という閉塞された空間がいやなのか、振動がつらいのか

いずれにしてもチビが車に乗りたくないってことは確か!

車で出かける時に連れていくのは、できるだけヤメにしました

飼い始めたころから、どこに行く時も可能な限り一緒に連れていったので、これはかなり寂しかったです。

最初のころは、どこに行ってもなんか今ひとつもの足りなくてショボーンな気分にもなりましたが
これは慣れていくしかない飼い主の試練かも

人に対して警戒心が少なくなる

子犬のころからとにかく警戒心が強く、私と夫以外に心を開かないうちのチビ

夫は自分の甥っ子が唯一なでれると良く人に言ってますが、たまたまチビがぼーっとしているときに一瞬サッと撫でただけです(笑)

小さい頃毎週来てもらっていた訓練士さんにもまったく懐かない、孤高のワンコです

それが、15歳ともなると人に撫でられることが増えてきました

決して喜んでいるわけじゃないし、人に寄っていくわけじゃないけど、ボーッとのんびりしていて隙だらけになった感じ

それまで1度もチビを触ることが出来なかったご近所さんは「初めて撫でれたわー」と喜んでくれるのですが

私はちょっと複雑な気分^^:

ほんとうに老けちゃったんだねぇ、チビ

コマンドが効かなくなる

うちのチビはしつけの入りやすいワンコでした

賢いというか、おやつ命なのでおやつのためならえんやこら、
教えるとすぐに「お手」「おすわり」「フセ」「マテ」「持って来い」などが出来ました

だけど、コマンドが効かなくなりました

耳が聞こえないことも原因のひとつなのか、体の機能が衰えたのが原因なのか
その両方なのか分からないのですが、以前できたコマンドは全てスルー(笑)

私が声を張り上げて「お手」なんて言っても、可愛いお手手をちょこんと乗せてくれることは無くなりました

チビ〜、かーさんあんなに一生懸命しつけたのにさー

忘れちゃうなんでひどいじゃないか!(笑)

なんか今になってみると、必死にしつけなんかしなくても良かったようにすら思います

マテは食事を待たせるときに良いと思うけど、伏せができたって、お手ができたって、別にどうってことはないんですよね

結局は、教えている自分が楽しかったんですよね^^

暑さに弱くなった

チビは暑さに強いワンコでした

真夏の暑い日でもクーラーが嫌いで、クーラーをかけると隣の部屋に避難

うんと暑い日の昼下がりにベランダに出たがって、灼熱の中1人我慢大会のようにベランダで寝るのが大好きというちょっと変わった趣味がありました。

しかし15歳の今年の夏、7月はまだそれほど暑くなかったのに ハァハァと荒い息をするようになりました

暑いのかな? クーラーをかけると落ち着きました

以来ちょっとでも暑くなると、すぐにハァハァ・・・

以前のようにクーラーを避けて隣室に逃げ込むなんてことは無くなりました

飼い主は鈍感でまだほどじゃないかな、と思って居ると

チビが呼吸で「暑いんですけどぉー」と知らせてくれます

クーラーが効いていても、室内で一番涼しい場所をみつけてそこでダラーッと寝ています。

大抵はキッチンの床で眠るようになりました

一番涼しんですよね、そこが

夜も、キッチンで寝ることが増えていました。

改めて考えてみると、人間の老化と似ていますよね

うちの母や義両親も、耳は遠くなったし、車や乗り物にずっと乗って居るのがツラくなったと言います、そして暑さに弱い・・・

性格も以前より丸くなっていますしね。

違うのはコマンドくらいかな(笑)

犬の認知症代表的な症状

認知症の症状

・睡眠や食事のタイミングがそれまでと変わってランダムになる

・むやみに怒りっぽく攻撃的になる

・室内をぐるぐる徘徊する

・ボーッとしていることが多い

・目的のない吠えが増える

などが一般的な認知症の症状と言われています

では、認知症の対策として飼い主ができることは?

認知症にとって必要なのは脳に刺激を与えることに尽きるようです。

五感へ外部からの刺激が加わることで、脳は意識を強くキープすることができるからです。

愛犬の脳に刺激を与える方法

・体に触れたり話しかけてあげる

・散歩をしっかり続ける(歩行器具やカートを使ってもよい)

・おもちゃにおやつを仕込んだり、目的を達成させてあげる

などがあります

反対にやってはいけないのが

もう老犬なんだからと
散歩に行かなくなる
ずーっと好きなだけ眠らせておく

など単調でなんの刺激もない日々を送らせること

つい愛犬がツラそうに見えて、じっとさせてしまいがちですが刺激を受けることなくなると
脳は退化の一途・・・

無理のない範囲で刺激を与えてあげたいものです

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