老犬ホーム体験記愛犬をホームに送り届けた日のこと老犬介護のプロに感動

愛犬が15歳になり認知症による夜泣きが激しくなり、老犬ホームを利用しています

これまでの経緯はこちらの記事へ詳しく>>>

今日は老犬ホームに預けに行った日のこと、老犬ホームを実際に見た感想、園長さんに教えていただいたこと。

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老犬ホームへ送り届ける日

昨夜、なぜか全く吠えなかったチビ

いつものように朝ごはんを食べさせて、お散歩へいきます。

この日は夫が担当する日曜日ですが、ご近所をお散歩する最後の日です
私も一緒に行きました

家を出てすぐ、チビの数少ないお友達「A君」がお散歩しています!

15歳にもなると、当時仲よかった子が他界していてどんどんお友達が減っていくのです。

もともとチビはとてもシャイで(恥ずかしがりじゃないほうの)、あまりお友達がいません。

A君の飼い主さんは、一番私が相談をしたりお話を効いていただいていた方でとても信頼しています。

チビを預けるかもしれないということも以前から話していました。

A君ママの顔を見ただけど、もう涙腺崩壊です

「どうしたの?!」

「チビを預けることにして、今日・・・」やっと、これだけ話すと

「うんうん、大変だったものね」「会いに行けるんでしょ?よかったよかった」

と言ってくれました。

誰かに聞いてもらうのは初、そして一番伝えたかった人に話すことが出来て堪えていた感情が溢れ出しました。

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チビは夫とゆっくりいつものように右に旋回するように歩いています。

この姿をこの街で見るのは最後です。

途中からは元気な頃いつも寄っていた公園に行きました。

子犬の頃、公園に誰も居なかったので、チビを抱っこしてブランコに乗ったことがありました。

私はひさびさに乗るブランコが楽しかったけど、腕に抱かれたチビは固まっていたっけ(笑)

老犬ホームに持参したもの

ホームでお世話になる際に、何を持って行けばよいのか?

我が家で持っていったのは

  • 愛用していたベッド
  • ハーネス、リード
  • 食べていたフード
  • ビオフェルミン

以上です。

サプリ類がごっそりとあったので
「サプリなどは持って行ってもいいですか?」と聞くと
「どうぞお使いのものをお持ちいただいて良いですよ」

と言っていただいたのですが
夫と相談してサプリ・漢方類は持っていかないことにしました

その理由は

  • ホームの方の手をわずらわせたくない
  • サプリや漢方はもう飲ませないようにしたい
  • これからはホームにチビのことを任せる

などの想いからです。

チビは認知症があるというだけで、何かの疾患があるわけではありません。

毎日服用しなくてはいけない薬も無いので、忙しいスタッフさんがチビのためにサプリの管理をするのは大変だと思ったのです。

これまでサプリ・漢方を1年近くあげてきました。

毎日フードに混ぜ込まれたサプリや漢方、決して美味しくはないだろうなぁ・・・と思うんですよね^^;

でも人間側の都合でずっとそんなのあげてきていて

もう、これからは大好きな食餌をそのまま美味しく食べて欲しいと思っています

これから日々飼育をしてくださるのは、老犬ホームのスタッフさん達です。
全て任せてお願いすると決めました。

ビオフェルミンはチビのお腹のゆるいチビには欠かせないもので、ひと瓶丸ごとあったので持参してみましたが、

スタッフさんは「うちにも巨大な瓶でご用意しているんですよ〜、でもありがとうございます」と受け取ってくださいました。

やはりお腹の弱い子にはビオフェルミンのようです

ラストドライブ&到着編

老犬で車が苦手になる子って案外多いようなのですがチビも車が大の苦手になりました

今回も降ろせおろせ〜と、大騒ぎですっ!!!

サービスエリアで休憩をすると、すごーく穏やかな良い子さんみたいな顔してますが

車を走らせると大絶叫

念のため(?)、耳栓も持参していたのですが

うるさいながらも、この声を聞くのも最後だなと思い使いませんでした。

大騒ぎして絶叫してドライブは約1時間半

ホームに到着しました

駐車場に車を止めていると、スタッフさんがどんどん出てきてお迎えしてくれて
チビを見て
「可愛い〜」「うわぁ、可愛い」とおっしゃってヒョイっと抱っこしてくれたのです!!

じい様になったうちのワンコのことを、こんなに「可愛い」と言ってくださるなんて(泣)

そしてすぐに抱っこされたのもビックリ!(◎_◎;)

うちのチビは警戒心が強くて、お医者さんと看護師さん以外、家族の他誰にも抱っこされたことはおろか、触ることもほとんど無いワンコだったのです

なのに、ごく自然に抱っこ

ここなら大丈夫! 確信しました

そしてたくさんのワンコちゃん達も、わらわらと集まってきました

この時は50キロはありそうな大きなラブちゃんとか、ゴールデンさまに混じって小さなチワワちゃんも一緒にわらわら

可愛いチワワの子はどさくさに紛れて、説明を受ける事務所にも一緒にはいってきてました

かわいすぎるー(笑)

先輩の皆さん、ウチのチビをどうぞよろしくお願いします

ちょっと頑固なじい様ですが、どうか仲良くしていただけると嬉しいです。

老犬ホームで感動したこと

スタッフさんと先輩ワンコ達のお迎えのあとは、事務所に案内され園長さんに説明を受けました

チビを見て「あぁ良かった、歩けるんだね!」とおっしゃいました

チビの状態その他については何も話していなかったのです

歩けない子がダメというわけではもちろんなく

「歩けると、あちこちみんなで出かけてたくさん想い出を作ってあげられるのでね」

ということです

この優しさに、胸が熱くなります。

チビがお世話になるホームは、1ヶ月コース、半年コース、1年コースなどがありますが
我が家がお願いしたのは、半年コースです

半年ごとに更新するコースです

コースは飼い主が選びます。

「一番適切なコースをご提案できれば良いのでしょうが、こればっかりは分からないのでもうしわけないですね」と園長さん

生き物の命はわからないですからね

預かっている子の中には、20歳の子もいるそうです。

手続きをすませ、チビについての質問票に細かく記入をしていきます

生年月日などのほか、好きな食べ物、アレルギー、病歴など数枚あります

記入しながらも雑談をし、終えたあともたくさん園長さんとお話ができました

事前に時間をしっかりと決めておき、入園者さん同士がダブらないようにじっくりとお話を聞いてくれるのです

園長さんは終始ニコニコ、とにかく元気で明るい雰囲気です

女性のスタッフさんも皆さん若くて明るく優しい方ばかり

ここなら絶対に安心だーーー

心からホッとしていました

肝心のチビですが、一緒に事務所にいるのですが
1人で部屋をウロウロ

ホームの方はすぐに「ちょっと認知症かな?」

女性スタッフさんが、チビの様子を見て「チビ君は食べること大好きかな?」

なにか床に落ちてるものをみつけてチビがガッツこうとしてたそうです(笑)

説明の最後に園長さんから

「今日からお願いがあります」と言われました

チビに関する何かかな?と思ったら・・・

  • 「まず寝てください」
  • 「お二人でディナーに行ってください」
  • 「ご主人はお仕事たっぷりしてください」

えーーー?!!
私夜泣きで眠れていなかったとか、特に言ってないのに何故バレたのー?

園長さんはこう続けました
「うちにワンちゃんを預けられる方は皆さん同じなのでよくわかるんですよ」

「皆さん眠れていないんですよね。
人間は眠れないことが何より大変なんですよね」

「男性以上に女性は眠れなくなってツラい思いをされていますし、ご近所への迷惑を心配されて精神的に参っていらっしゃるんですよ」

「奥さんがストレス溜まっているとご主人は仕事に集中できないものです」

こんなに私たちのことをわかってくださるひとが居た・・・

そして私だけじゃ無かったんだ・・
みんな大変だったんだ・・・

きっとどの飼い主さんもギリギリまで悩んで苦しんで家族で喧嘩してやっとここに辿り着いて園長さんの優しさにホッとしたのでしょう

チビのために良さそうな環境の場所を選んだつもりが、私がこのホームで癒されていました。

説明を受けたあとは施設内を見学させていただきました

老犬ホームの環境に一安心

広大な敷地はドッグランも芝生もあります。

敷地内にふかーく穴を掘って肩までつかって、のんびりしているワンちゃんも居れば

ワイワイみんなで走り回っている元気なラブ&ゴルのグループもいます。

犬舎に入るとひろーい各部屋に、それぞれリラックスしています

中にはぐっすり眠って反応無しの子もいれば、遊ぼう遊ぼうと部屋から飛び出さんばかりの子も・・・

思ったより、とにかくみんな元気です。

私のイメージでは老犬ホームって、みんなオムツとかしてくったりと眠っているイメージだったのですが
見た中にオムツをした子は居ないし、目が生き生きしているんです

チビは夜泣きするんですけど・・・

というと
「おうちで夜泣きして居た子も、ドッグランで遊んで他の子と刺激し合うことで夜はよく眠ってますよ」とのことです

どうしても家では、それまでより動かなくなったワンコを「もう年取ったから」とそのままにしてしまうんですよね^^;

あぁ、やっぱりここに預かっていただいて良かったーーー

見学を終えたあと、すんなりとホームを去ることができました

実はきっと号泣するだろうと思って、厚手のタオルハンカチ3枚もバッグにいれていったのだけど
園長さんの笑顔と温かさ、スタッフさんの優しさ、たくさんのワンコ達の明るさに

ずっと笑いっぱなしでした

チビはすっかりリラックスしていて、途中事務所で眠って居たりするし(笑)

まぁ、それだけボケちゃっているとも言えますが・・・^^;

帰る私たちをチビは園長さんに抱っこされて見送ってくれました

「またねー」と

あっさりと(笑)・・・

しかし、ここで泣かれたり(吠えられたり)すると後ろ髪を引かれてしまいます

私たちもニコニコと、あーここにしてよかった、本当に良いホームだったねーと

車内でニコニコと帰ってきました。

でも・・・、ツラくなるのはそこからでした^^;

すっかり長くなったのでまたいずれ

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