ペット自らが安楽死を望んだアニマルコミュニケーションに違和感

アニマルコミュニケーションというテレパシーでペットの声を聞く方法があります。
しかし、ある本を読んでいて「ペットが自ら安楽死を望んできた」と書かれていて
私の頭は違和感だらけになりました。

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アニマルコミュニケーションで安楽死を望んだ犬のお話

ペットロスの本を読んでいたときのこと

最近は相談者さんが「安楽死」について聞いてくることもあるそうです。

そのワンちゃんは、認知症
夜泣きがひどくなり、睡眠導入剤も効かなく
ご家族は極度の睡眠不足になってしまいました。

目まいなども日常でおこるようになり

このままでは介護が難しくなると
老犬ホームを視野にいれたけど

愛犬が離れて暮らすことを望むとは思えない

と、アニマルコミュニケーションをされたそうです。

アニマルコミュニケーターさんと、ご家族はもともとお知り合い

いつも事前に
「愛犬が望んだら安楽死をさせてあげることもできるか?」
と確認を取ってからコミュニケーションをするそうです。

そうして、その子は

「もう自分らしく生きれないし、家族と離れて生きていても意味が無いので、光の国に帰らせてくれ」
と言ったというのです!

光の国、つまりあの世に帰りたい

安楽死させてくれということだそうです。

えーーー??!!

途中までは、同じ認知症で、睡眠導入剤が効かない
家族が睡眠障害になって、老犬ホームを考えて
と我が家と全く同じなので

おいおい泣きながら読んでいたのですが、
読み終えたとき
私の頭の中は違和感で一杯になりました。

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ペットに安楽死を選ばせるのか?

安楽死を選ぶか選ばないかは、ご家族の問題で良いも悪いも無いです。

否定もしません。

実際に私の親友も、以前愛猫の夜泣きがあまりにひどくなり
手立てが何も無く、安楽死に踏み切っています。

でも!

それをペットが選ぶのでしょうか?

私がこれまで読んだ本では、どの本も
ペットたちは未来も過去も無く、
「今」この時だけを生きている

将来こうなったら・・・という不安や
昔は良かったと振り返ることも無い
と言われています。

なので、もう自分らしく生きれないって犬が思うの?

そして光の国に帰りたいなんて、思うのかなぁ・・・。

いやそれ以前に思ったのは、

ペットにこの先どうするのかを聞くなんて・・・^^;

残酷ではないでしょうか?

なんとも悲しい選択をさせていると思います。

これを聞くことで飼い主さんは

「あの子が選んだことだから」

と納得したかったのでしょうか。

私はそんな風にも思えたりもします。

アニマルコミュニケーターさんの優しさなら理解できる

私はこうも考えました

もともと交流のあるご家族ということで

そのつらさを見ていたコミュニケーターさんが

安楽死にしたほうが良いのでは・・・と思い感じ、代弁した。

これなら理解できます。

でも、それならアニマルコミュニケーターではなく
カウンセラーさんですよね^^;

でも、このコミュニケーターさんは

他の方にはコミュニケーションを取る際に

「安楽死を選んだらちゃんとさせてあげれるか」を確認するって言ってましたからねぇ。。。

アニマルコミュニケーターが偽かどうかをチェックする方法

先日江原啓之さんの本を買って読んだのですが

偽アニマルコミュニケーターに注意と話されています。

最近は雨後の筍のように、アニマルコミュニケーターが現れ

本当に霊能力があるのならまだしも

数日で資格が取れるというところもある。
(私が読んだ本の著者も、10日でコミュニケーションができる本も書いています)

アニマルコミュニケーターが偽かどうかを知るには

最初にこちらから情報を言わないこと!

・ペットの種類
・性別
・具体的な悩み

これらを伝えなくても、力量がある本物のコミュニケーターならスラスラと分かるそうです。

そういえば、うんと以前あるお坊さんと知り合いました。

そのお坊さんは、密教系の修行を積んできて、霊の声を聞く手法を身につけている人でした。

私の知人が、ものすごくスピリチュアルに傾倒していて
霊の声を聞くスキルを最近身につけた人と出会って

その男性の言うことばかり聞くようになっていたのです。

そこでお坊さんに「そんな簡単に霊の声って聞けるのですか?」と尋ねると

「私たちは命をかけた厳しい修行を何年も続けてやっと身につけることができる手法です。
そんな簡単に身につけれるとは到底思えません」

と静かにお答えになりました。

もちろん、もともとそういった霊能力を持っている人もいるのでしょうけどね

私のアニマルコミュニケーター体験

とはいえ実は私も過去、愛犬がどうして留守番が苦手になったのかが知りたくて
アニマルコミュニケーションをしてもらったことがあります。

でも、あらかじめ
「お困りのこと」「ペットの性別」「お名前」「年齢」とか
いろいろな情報を書き込むようになっているんですよね^^;

確かに年齢を知ったら、だいたいどの辺りが悪いのかとか分かるし
お困りのこともはっきり書いてますからね(笑)

当然ながら、驚くような情報は特にありませんでした。

それでもその時は、知れて良かったなんて思ったのですが

重大な判断は飼い主がすべきことであって、ペットに選ばせるのはあまりに酷じゃないかと感じます。

最後に

杉真理子さんの本、ペットロスの観点で書かれた箇所はなんどもうなづきながら読んだのですが

この安楽死の選択については、どうしても❓だらけで

そこから読み進めることが困難になりました^^;

また、飼い主さんやコミュニケーターさんが老犬ホームをネガティブに考えているとそのままペットに伝わるだろうなぁとも感じました。

私も夜泣きがひどくて、苦渋の選択で老犬ホームを選びましたが

老犬ホームさんには感謝してもしきれないほど。

愛犬のことを大切に可愛がってケアをしていただきました。。。


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