愛犬の火葬は個別立会火葬にしましたペット火葬の料金と手順

先日愛犬が亡くなり、個別立会い火葬をしました。
初めての経験でしたが、当日のうちに火葬をすませて自宅に連れて帰ることができたときはホッとしました。
ペット火葬の流れやかかった料金などについてお話しします。

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ペット火葬方法は一般的なのは3種類

ペットの火葬には、いくつか種類があります。

・個別立会火葬
・個別一任火葬
・合同火葬

中でもこの3つが一般的

この中で我が家が選んだのは、個別立会い火葬です。

個別立会い火葬は、人間の火葬を全く同じスタイルで
火葬場へ家族も行き、その場でお別れをして
火葬をしてもらい、骨を骨壷に納めるところまでをやります。

個別一任火葬
自宅などに遺体を引き取りに来てもらって、家族は同席せずに
スタッフさんに火葬から納骨までをお願いします。

合同火葬は、他のペット達とまとめて一緒に火葬をするので
骨は基本的に戻ってきません。

ペット個別立会い火葬の流れ

愛犬の遺体をペット霊園に運びます。

我が家はお世話になっていた老犬ホームからです。

うちの愛犬は、箱に入れずにベッドに乗せて私が抱っこして運んだので
その場で、専用の箱(ダンボール)に移し替えていただきました。

そこで、お線香を上げ手を合わせたら
今度は火葬場へ移動です。

火葬場は少し離れた場所にあるので
霊園の車で移動します。

火葬場は、かなり簡素な造りです。

建物の中に入り、箱の中の愛犬と最後のお別れになります。

カーテンで仕切った隣がもう火葬炉になっているので
お別れをして建物を出るとすぐに煙があがります。

「ありがとうーーー」「ありがとう」

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ゴメンね、ごめんねという言葉が出そうになりましたが

ペット達は「ゴメンね」と言われるより

「ありがとう」と言われたがっているというのを
本で何度も読んでいたので

ありがとうと言いました。

でも、心の中にはゴメンねだらけです。。。

焼き時間は約40分と言われていました。

うちの愛犬は体重は6キロを切っていたし
痩せていて、身体に脂肪が少なかったため

予定より少し早かったようです。

これが大型犬になると、その分時間もかかります。

一度事務所に戻りそこで待機をしつつ
料金を支払ったり、法要の手続きなどもします。

ペット火葬の骨上げ

焼きあがると連絡が来て、再び火葬場へ向かいます。

お骨になった愛犬との対面です。

亡くなった姿と対面したときと違い

もう覚悟ができたのか、落ち着いて接することができました。

骨はきれいに部位ごとに分けられていて
想像よりずっとキレイで立派な骨でした。

まず夫と一緒にお箸で、足の骨を拾って骨壷に入れるように指示をされます。

その後は、足から上に向かって置かれている順に沿って
骨壷に入れていきましょう。

とスタッフさんが誘導してくださいます。

できるだけ生前の姿のままで、という配慮です。

細かいところの骨も丁寧に、スコップのようなもので拾っていただき

最後は頭蓋骨を乗せ、喉仏を置きました。

あらかじめ、分骨用のミニ骨壷も買ってあったので
爪と歯、そして毛を入れました。

これで納骨をした場合でも手元供養ができます。
(手元供養は骨が無いとできないわけではありません^^)

ペット火葬料金個別立会い火葬の場合

我が家はペット墓苑でお願いした個別立会い火葬です。

亡くなった当日が休日だったので、すぐその日にうちに連れて帰りたかったのですが

ちょうど空いている時間があり、その日のうちに火葬することができました。

料金は、火葬は30,000円

体重6キロ未満の子の個別立会い火葬では一般的な価格かと思います。

その他、四十九日の法要もお願いしていて
塔婆代が2500円
法要代は2000円になります。

火葬と四十九日法要でかかる金額は、合計3万5,500円でした。

四十九日法要などは任意です。

やる人もいればやらない人も居る。

あくまで飼い主の希望とのことです。

ペット火葬料金個別立会い火葬の良かったところ

しっかりと見送ることが出来るのが何より一番良かったです。

うちの愛犬は、認知症からくる夜泣きがひどくなり数ヶ月前から老犬ホームでお世話になっていました。

そのため看取ることはできなかったので

せめて火葬は立会いにするつもりでした。

そしてもう一つ良かったのは

墓苑のスタッフさんが寄りそってくれていたことです。

愛犬が亡くなる経験は初めて

いつかは来ると思っていたし、それはそう遠くないとは理解していても
自分でも意外なほどショックを受けました。

こういうとき、誰かに話しを聞いてもらいたいものなのですね。

お世話になった墓苑のスタッフさんは

落ち着いた大人の女性で、こちらの気持ちを汲んでくださる方でした。

箱に入っていない愛犬の遺体を

ヒョイと抱っこして連れていって下さり

なんども優しく撫でて

私たちと同じように、相性で名前を呼んでくださって

生前の話しを聞いてくださり、ご自身のワンちゃんのお話しも教えていただきました。

このスタッフさんと一緒に過ごしたことで
少しずつ、自分に今日起きたことは

現実なんだなぁ・・・と受け止めていくことができました。

さいごに

急な死だったので心の準備も無く

葬儀の種類も知らずいました。

我が家はお世話になっていた老犬ホームさんが利用されている墓苑さんにすぐ連絡を取ってくれて、なんとかその日のうちに自宅に連れて帰ることができました。

あらかじめ、どんな葬儀や火葬にしたいのかなど勉強しておくと

慌てることがなかったんだなぁと思いました^^;

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