最期の日も老犬ホームさんのお世話になりっぱなしでした

老犬ホームでお世話になっていた愛犬の最期

預かられているワンコが亡くなったら、どういう感じなのか

私も未知の世界でしたが、老犬ホームさんのおかげでとてもスムーズに全てを終え自宅に連れ帰ることができました。

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老犬ホームさんに到着すると完璧に整っていた

チビがお世話になっていた老犬ホームさんから連絡が来たのは、愛犬が亡くなってからでした。

これは、うちの愛犬は急に亡くなったから・・・。

食欲こそ落ちていたけど、前日も流動食を食べていたしウンチも立派なのをしていたそうです。

ほら、よく亡くなる前のワンちゃんはタール状の下痢便をするとか言いますよね。

そういう兆候もなかったようです。

電話が来たのが11時半頃で

出先だったため自宅に一旦帰って、動揺しながら準備をしてホームについたのは13時半

到着したときには、愛犬はキレイにしてもらっていました(シャンプーもしてくれていた様子)

専用箱にきれいにタオルを敷いてもらって寝ていました。

頭の部分はちゃんと枕のように高さを付けて、愛犬が寝やすいようにしてくれているのです(泣)

ちょっと暖かい日だったので、愛犬が傷まないように冷却材もタオルの下に入れられていました。

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足元にはたくさんのお花

顔の付近にはたくさんのおやつ。

身体にはブランケットがかけられていて、完璧に用意をしてくれていました。

火葬場も老犬ホームさんが連絡を取ってくれた

亡くなったと連絡をいただいた時点で、火葬をいつどうしますか?

という話になり、

老犬ホームさんでも利用しているペット墓園にお願いすることにし

すぐ連絡を取っていただきました。

その日は混み合っていて、かなり時間がギリギリ

ホームの園長さんは

「こちらでペット墓園まで連れていきましょうか?」

と言ってくださるのです。

その日は連休最後の日で、きっと面会の方も多いだろうしとても忙しいはずなのに・・・

ホームから墓園までは、普通でも30分以上はかかるのです。

とてもそんなご迷惑をかけるわけにはいきません。

やりとりをしていた夫は、

「やはりそちらにお伺いしたいので、急いで向かいます」

と辞退しました。

申し訳ないからというのもあるし、

やっぱり自分たちで連れて帰りたいのと

ホームのスタッフ皆さんにちゃんとお礼をしたかったんですよね。

老犬ホームさんの気配り

愛犬がきれいな箱に入って面会室に運ばれると

すぐにスタッフさんは引き上げていきます。

家族だけでたっぷりと別れることができるようにとの配慮でした。

そこで私はもちろん夫もたっぷりと泣きました。

ゆっくりとスタッフさんとお話しもしたかったけど

火葬場の時間がもう押しまくりで、慌てて帰ることになったのが残念です。

写真を用意してくれていました。

チビが老犬ホームに入ってからの様子は、いつもラインで画像をいただいていたのですが

その中から抜粋した写真をプリントアウトしてくれていたのです。

のちにこの写真が火葬場で必要だったとわかり

そのために急いでプリントしてくれていたのだ、と感動しました。

ちなみにペット墓園には、老犬ホームさんが所有しているお墓もあり

そこに一緒に入ることもできるようです。

我が家はまだ当分一緒に居たいのと

夫の義実家の菩提寺にある、タローちゃんが入っているペットのお墓も良いかなと考え中です。

老犬ホームさんからのメール

バタバタとお別れしてしまったので

火葬が終わってから、すぐにラインで終了したこととお礼をメールすると

「今ごろ、ホームの仲間達と遊んでいるはずですね。

(中略)

コタロウ(チビの本名)たくさんの癒しをありがとう。

みんなコタロウを忘れないよ」

とありました。

号泣です・・・。

チビがお世話をしてもらっていたのに、「たくさんの癒しをありがとう」だなんて。。。

本当に愛情いっぱいにケアをしていただきました。

感謝のことばもありません。

最後に

霊園の担当者さんは、

「九十九里さんのご紹介ですもんね。

あちらは本当にペットに対する愛情がものすごく深いところですもんねぇ」

とおっしゃっていました。

さらに「九十九里さんにお預けになったのは認知症ですか?」と尋ねるので

「そうなんです。うちは夜泣きがありまして」

と言うと

「夜泣きで困っている飼い主さんは今とても増えてらっしゃいますねぇ。

夜泣きはご近所に迷惑をかけるので大変でしたね」

と言っていただきました。

チビがお世話になっているところ以外に、他のホームからの子の

葬儀も多くやっていらっしゃるので、その辺の事情に精通していらっしゃるんですよね。

チビに対してはやり足りないことだらけですが

良い老犬ホームを選択できたことは、本当に良かったと思っています。

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