老犬の夜泣きの種類と薬が効かないときの対処法!獣医師に預けてみる

若い頃は吠えなかった犬でも、老犬になると夜泣きや無駄吠えをするようになることが多いです。
吠えにも種類があるようで、原因さえ分かれば対処の方法もあるというものです。
老犬の吠えの種類と対処法、獣医に預けて原因を探ってもらう方法などまとめてみました。

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老犬の不安による吠え

近くに誰かがいないときに吠えてしまうのは
不安からくる吠えといわれています。

老犬になると、不安症や分離不安症になる子がいます。

老犬になったことで視力や聴力が衰えて

以前よりいろんなことを敏感に感じることができなくなり
不安が増幅されることが多いようです。

不安を取り除くために、できるだけ近くにいてあげること
吠え出したら、体を撫でてあげたり、一緒の部屋で寝てあげることで
吠えが収まる子もいるようです。

うちの愛犬も13歳を過ぎたころから、不安症がひどくなり
お留守番が超苦手になりました。

しかし、いつでも一緒にいるわけにもいかないのでサプリも試しました。

いろいろ試して、サプリはジルケーンが一番効果があったと感じています。

お腹が空いた寒いトイレで吠える

これは要求吠えの一種になりますが
お腹が空いたので何か食べさせて欲しい

寒くて吠えている

老犬になると食べたことを忘れてしまうこともあり
「食べていない」と主張するようです。

また若いころと違い、体が冷えやすく体温も低下気味です。

体を触って冷たいなぁと感じる時は、湯たんぽで温めであげたり
お灸、洋服を着せてあげましょう。

トイレも、以前より近くなる子が多いようです。

老犬になってからそれまで1日2回だったトイレが
3回〜多い時で5回くらい行っていたというご近所さんもいます。

何で吠えているのか、見極めてあげることが大切です。

認知症による夜泣き

若い頃の夜泣きと違い
昼間はあまり吠えずに夜になると吠える
人間が静かになると鳴き出す
1ヶ月以上続く

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などは、老犬特有の夜泣き症状です。

頭の回路がスムーズじゃなくなり、神経の伝達物質の分泌状態も狂ってくることで起こる
加齢による病気です。

心臓や消化器系といった内臓が正常でも、脳だけは老化を防げないことがあるようです。

朝晩昼夜逆転を治す、脳に刺激を与えるように遊んだり散歩に出かける

などの他に病院で診てもらうのが対策になります。

夜泣きは最近では、薬を処方してくれる医師も増えているようです。

たとえば
「抗うつ剤」
「抗精神薬」
「抗てんかん薬」

などが処方されます。

夜泣きの薬が効かない!

しかし、薬が効かない場合もあります。

そんな時は

獣医師に一晩か、二晩預かってもらう

方法もあります。

動物病院で預かってもらって、どんな様子か
どの薬が合うかを見極めてもらうのです。

飼い主がこんな風に吠えてあんな風に吠えて・・・
と口で説明しても、獣医さんには伝わりにくいので
この方法は効果が期待できそうです。

往診に来てもらう方法もある

友人の愛猫は多頭飼いされていた仲間が他界したあと突然鳴くようになり
それが1日中続いたのです。

検査しても異常は見つからず、

家での様子を見てもらわないとわからないだろうと
先生に往診に来てもらって様子を見てもらっていました。

獣医師に診てもらった我が家の場合

愛犬の夜泣きで獣医師の元を訪ね、歯が悪いのかも

ということで手術になり入院をしました。

数日入院をしたので、夜泣きについても何か対策を提案してもらえるかな?

と思ったのですが

手術の疲れなのか何かわからないのですが、

「ほとんど夜泣きをしなかった」というのです。

ダメじゃん(笑)

この獣医さんは、認知症に対しては積極的じゃなく

「まぁ年ですからねぇ・・・」といった程度です。

別の獣医師は、昼夜逆転逆転を改善するためにメラトニンを処方してくれました。

さいごに

犬の夜泣きは、個体差が激しく
薬でスムーズに眠ってくれる子もいれば

うちの愛犬のように、薬が効き過ぎて仮死状態になってしまう子もいます^^;

獣医師さんも夜泣きに対して、まだあまり積極的に治療をしてくれない

というのが私の実感でした。。。

老犬の症状に強い獣医師さんを探す、これが老犬との生活をスムーズにすることの1つだと感じました。

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