老犬ホームに預けるデメリットももちろんありますよ

我が家の愛犬は現在老犬ホームで暮らしています。
認知症による夜泣きが始まり、私も精神的にキツくなってしまったことによる苦渋の選択です。
最善の選択だと思う一方で、もちろんデメリット(飼い主側の勝手な)もあります。

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愛犬を老犬ホームに預けることのデメリット

老犬ホームを利用することで感じたメリットはたくさんあります。

たとえば
・夜眠れるようになった
・夫婦仲の改善
・犬に対して愛情が戻ったこと

など
多くはメンタル面が楽になりました。

老犬ホームで預かってもらって良かったこと3つ!感謝してもしきれない

しかし反面デメリットももちろんあります。

ずっと15年可愛がってきた愛犬と離れることはとてもツラいことです。

具体的に私が感じたことを包み隠さずお話しします。

犬の様子を毎日知ることができない

朝起きたらまず、LINEをチェックします。

愛犬のお世話をしていただいている老犬ホームから連絡が来ていないかを知るために。

愛犬に何か異変があったりしないだろうか?

15歳8ヶ月、もうすぐ9ヶ月になる愛犬

いつ何が起きても不思議じゃありません。

正直、毎朝ドキドキします^^;

またシニア犬の老化はまさに階段を転がるかのように・・・です。

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面会に行くと前回より明らかに老いているんです。

この話を親御さんが老人ホームに入っている方に話したら

「わかるわぁーーー。私も毎日
着信音が鳴るたびにドキッとしちゃうもん」

「それに逢いに行くと毎回母がびっくりするほどおばあさんになって行くのよ」

とのことです。

これは慣れるものではなく、ずっと続くことでしょうね。

犬に対して申し訳ない気持ちはなかなか消えない

なかなか消えないとしましたが

おそらく私自身、この申し訳ない気持ちが消えないというよりは
消したくないのだとある日気づきました。

申し訳ない、ごめんね
ほんとうに頼りなくって・・・

そう思うことで贖罪を求めているのかもしれません。

しかし、なんかそれもズルいよなぁと自分でも思うこともしばしば^^;

自分で決めたことなんだから、もっとスパッと清々しく最善の選択をしたと思っていたい。

いや、思ってはいるんです。 私たちにとってはもちろん

愛犬にとっても良かったと。

でも、そう簡単に割り切れないんですよね。

これが可愛いペットだと・・・。

老犬を最期まで看取った人が羨ましい

うちの愛犬は、ツンデレでしかも年下の子にものすごく厳しいため
お友達はそれほど多くありません。

でも、ずーーっと長年仲良くしてワンちゃんも数匹居るんですよね。

ワンコ同士仲が良いと飼い主も不思議と仲が良かったりします。

相性が良いんでしょうね。

しかし去年から今年にかけて、チビと特に仲よかったご近所のワンちゃん

3匹がみんな他界してしまったのです・・・。

うちの愛犬同様介護が大変だった子も居れば
突然死してしまったお友だちワンコもいます。

亡くなったと聞くと、毎回飼い主さんと号泣します。

そして心の中では、正直羨ましくってしょうがないのです。

良いなぁ自分の腕で看取ってあげて。

良いなぁ。自宅で看取れて。

最期まで愛犬のお世話をした人は、どこかやりきったように見えます
(私には)

それに比べ、私は途中で老犬ホームに委ねている・・・。

なんとも自分がダメに感じることもあります。

ペットロスが2回来る

愛犬を老犬ホームさんにお願いした日からペットロスになりました。

自分がペットロスになるとは想定外、

これが思いのほか辛くて、今もしょっちゅう涙することはあります。

でも、時間が解決するの言葉通り
少しずつペットロスのやるせない感覚が落ち着いてきました。

でも

我が家の愛犬はまだ生きているのです。

私はこの先、愛犬が他界したときにもう一度このペットロスを味わうことになるのでしょう。

その時が、今より強いペットロスなのかどうなのかは想像もつきません^^;

もしかすると、今から心を訓練しているのかなぁ、と思うこともあります。

これも実際にそのときにならないとわからないことです。

それでも私には老犬ホームが救いだった

私が実際に感じたデメリット(?)を挙げてみました。

正直なところです。

でも、私はやはり老犬ホームが救いになったし預かっていただいて良かったと思っています。

つい他の飼い主さんと自分を比べてしまうのですが

人はそれぞれです。

毎日愛犬を大切にケアしてくださっている、ホームの皆さんに感謝しています^^

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