愛犬との別れペットロスの日々と乗り越え方やってはいけないこと


愛犬の認知症による夜泣きに悩み続け、現在は理想的な環境の老犬ホームでお世話になっています。

しかし、預けた当日からそれまでとは違う苦しみペットロスと戦っています。
ペットロスはどうやって乗り越えていけば良いのか?についても調べてみました

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死別じゃないけどペットロスが襲ってきた

愛犬をホームに預けに行き、不安感は園長さんたちとお話をすることですっかり安心感に変わり、落ち着きホッと穏やかな気持ちでニコニコと笑顔で帰ってきました。

愛犬を老犬ホームに預けに行った日のことはこちらへ>>>

園長さんに言われたように、今日は久しぶりに外食をしよう♪

チビの夜泣きが本格化してから約1年ぶりの外食です。

食べることが大好きな私、自然心がうきうきします。

夫が車を駐車場に入れている間に、私は荷物を自宅に置きにいきました

そうしたら、そこに毎日居たチビが居ないことに愕然

小さい頃は外出から帰ると嬉しそうに玄関まで迎えに来てくれたチビ

老犬になってからは、迎えには来ないし時には帰ってくるのが遅いと怒っていたこともあったけど
そこに居るのを確認するだけで、ホッとしていたんですよね

いつも帰ったらそこにチビがいる、チビが居るから家に帰るのが楽しみだったのです・・・

あまりに当たり前すぎて気づかずにいた幸せを再認識

念願だった外食を堪能してお店を出たら、ちょうど夏祭りをやっていました

どこかのブラスバンドが演奏をしています

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曲は「夏祭り:whiteberry」
出だしの「君〜が〜居た夏は〜遠い夢のなか〜あー」のところで、もう涙腺崩壊です・・・

以来この曲思い出すだけでもうダメです^^;

毎日考えるのはチビのことばかり

これがペットロスなんですね

夜泣きに悩まされ夜眠れなくて辛くて仕方が無かったとき
「夜泣きさえなかったら全て解決する」
と信じていました

確かに夜泣きがなくなって、ゆっくり眠れるようになって、不安が無くなって、夫と喧嘩することもなくなったけど、チビの居ない喪失感に押しつぶされそうになります。

家に1人居るとチビのことばかり思い出して泣いてばかりいます

泣くつもりは無くてもツツーッといつのまにか涙が出てくる感じです

夫には「今度はペットロスで心療内科に行くことになるんじゃないの?」と心配されました。

最初のうちだけかなと思ったけど、1ヶ月過ぎてもあまり変わりはありません

少しましになったかなぁという程度です

私はどうやってペットロスを乗り越えていけるのか?

調べてみることにしました

ペットロスとはどんな症状のこと?

ペットロス症候群とも言い、ペットを失うことによって引き起こされる精神疾患や精神症状のことをさします。

ペットと共に暮らした人にはだれにでも起こりうることですが、重症にならないようにすることが大切です

不安や不眠、抑うつ症状が強くなり、うつ病などの精神疾患を引き起こすケースも。
大きく分けてメンタルとカラダに起こる症状があります

主にメンタル面に起こる症状は、

  • 罪悪感を持ち、自分を責める
  • 集中できない
  • 孤独感におちいる
  • 落ち着かなく、パニックになりやすい

カラダに起こる症状では

  • 食欲がわかない(または食べ過ぎる)
  • 眠れない
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • やる気が起きない

ペットロスの乗り越え方

  1. 涙を流してとことん悲しむ
  2. 自分の好きなことに集中してみる
  3. 友人や知人など気のおけない人と会う
  4. ペットのものを見るのが辛いときは処分する
  5. 部屋のリフォームや模様替えをする。
  6. 新しい子を迎える
  7. アロマの香りに癒されてみる
  8. 眠れなくても、横になる
  9. ペットのお墓参りをする

一番やってはいけないことは、「感情を抑えること」と言われています

悲しみを抑えることで、その悲しみは心の奥に眠ったままになります。

本当は悲しいのに、その思いを隠す・・・

ところが感情っていうのは正直なもので、どこかで発散されたいと思っているのです

ほどよく発散させていないと、どんどん悲しみが溜まっていくばかりと言われています。

泣きたいときはどんどん泣く

慎しみ深いのが美徳の私たち日本人にとって感情を出すことは、ときに難しいこともありますが

愛するペットのためにもとことん悲しむことが必要なときかもしれません

ペットロスを自分自身で解決できないときは・・・

ペットロスの自助団体、心療内科や、カウンセリングを利用するのもペットロス解消に役立つといわれています

「ペットロス自助団体

ペットロスに苦しんでいる飼い主さんたちがお互いにペットへの想いを語り分かち合うことができる

同じ経験をした人と話すことで、孤独感が消え辛さを理解してもらうことで、苦しみが和らいだという意見が多い

「ペットロス心療内科」

近年ペットロスで心療内科を訪れる人は増加傾向

ペットとの別れで、抑うつ状態が長期間以上続く、食欲がまったくない、夜眠れない

などの症状が続くときは、心療内科に行くのも良いかと思います

できれば話をじっくり聞いてくれそうな医師のいるところや、専門のカウンセラーさんが常駐しているところがよりおすすめです

「ペットロスカウンセリング」

病院に抵抗がある場合は、ペットロスカウンセリングがよいかと思います

専門のカウンセラーさんが、直接お話を聞いてくれます

電話と面談の2種類から選べるところが多いので、自宅でリラックスしてお話を聞いていただくこともできます。

ペットロスから立ち直るまでには4段階

ペットとの別れから回復するには4つの段階があるといわれています

第一段階・・・ショックで事実を認めることができない
対処法 → 現実のこととして少しずつ受け入れていく

第二段階・・・悲しみと絶望の日々
対処法 → 感情を抑えずに、思いっきり泣くなど自分の気持ちをそのまま表現する

第三段階・・・回復機
対処法 → あの子が居ない状況に少しずつ慣れていく

第四段階・・・もとの生活へ戻る
対処法 → 失ったペットのことを良い思い出として整理できるように

ペットロスそれぞれの対処法

先に愛犬を亡くされたご近所の方は、1年経ったいまも毎日にハリが無いし、次の子を飼いたいのだけどなかなか・・・という状況だと教えてくださいました。

ペットロスを初めて体験された飼い主さんです、しかも突然死。

さぞ辛かったことでしょう・・・・

「でも近いうちに必ず新しい子を迎えます。
あの子を超える子はなかなか居ないと思うんですけどね」

と笑いながらおっしゃっていました。

ここまで来るのにどれほど大変だったことか。

突然死だった愛犬を亡くされてからは、毎日片付けやお掃除ばかりをしていたそうです

大好きだった子の形跡をを残したくない気持ち、私もとっても良くわかります。

愛犬家の知人のお父さんのケース

子供の頃からワンコが常にいる生活をしていたお父様の愛犬が亡くなりました

それも大好きなお父さんの腕の中で

お父様は、愛犬を腕の中で看取ったあと、すぐにペットショップへ足を運び子犬を連れて帰ってきました

「犬の居ない生活なんて1日も耐えられない」と

私は実際にペットロスのど真ん中に居るのですが、どちらの気持ちも理解できます。

辛さはヒトそれぞれ、そして解消法もヒトそれぞれですから・・・

私のこれから

私は段階で言うと、第一段階と第二段階のミックスです。

死別ではなく自ら選んだことだけど、愛犬がここに居ない事実にショックを受け、なかなか現実のものとして受け入れられずにいます。

毎日思い出して泣くのも変わりなしです

でも、今自分はこの段階に居るんだなと思うことで少し落ち着いてきました。

このまま状況が変わらないときは、自助団体のお話会に参加するのも良いかなと思っています。

夫婦で一緒に可愛がってきたとはいえ、辛い感情は不思議と家族とは共有しずらいものだったりするのです。

女性と男性の違いなのかもしれませんね

しかし、必ず立ち直って元気な自分に戻りたいと思っています。

じゃないと、チビに申し訳なさすぎますよね・・・^^;

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