東洋医学系の獣医師に相談した際に教わった
愛犬の皮膚にトラブルが起きているときに注意したい食べ物についてまとめてみました。
ついついいつも食べさせているものも、皮膚に症状が出来ているときは少し控えることが薦められました。
愛犬の皮膚にできものが出来て遠隔診療を受けたみた
愛犬の頭部や、背中に吹き出物が繰り返し出来るようになり
対症療法ではなく、しっかりと治したいと考え
薬を使わない治療を中心に行っている動物病院に相談をしました。
具体的に体に悪さをしている物質の特定や、根本的な原因を消すための指導をしてもらいました。
その中に食事療法への指導があり、これが今読んでもとても参考になることが書かれておりました。
愛犬の体調が悪い時に控えた方が良い食べ物
症状を悪化させる可能性のある食品
・パン・麺類・パスタ(精製された小麦粉製品)
・牛製品(牛肉、牛脂、牛乳、チーズ、ヨーグルト、生クリーム)
・砂糖をたくさん含んだ甘いもの
・コンビニ食、ファミレス食、ファストフード食・・・化学物質がたくさん含まれている
(人間と同じ食べ物で良いという解釈で、犬に与えてしまう人がいる)
・多量のサプリ、ビタミン類(必要のないものを大量に飲ませているケースが多い)
・薬(必要のないものを大量に飲ませているケースが多い)
・生野菜、生魚、生肉など全般的に生のもの
(寄生虫がついていることがあるので体調が悪い時はヤメておく)
症状のある時に注意したいこと
・過食を避ける
(1日1食が望ましい)
特に深夜の食事は避ける(18:00くらいまでに食事をすませる)
膵臓に負担がかかっている場合は、とくに1日1食にする。
例:動物園の動物たちは夕方には食事を終え、夕方6時くらいから就寝している
ことからも、遅い時間に食事を取るのは動物本来の姿ではない
・寝不足を避ける
寝ることがなにより治療効果がある。
もし、痒さからよく眠れない、痛くて眠れないといった場合には
薬で症状を落ち着かせることも必要なことがある。
・おすすめの食材は
鶏肉、豚肉、納豆、お酢!
酢は一度に一滴程度で十分
中医学的な五行説に基づいて愛犬の状態に合わせて
食べた方が良い食材や、控えた方が良い食材も教えていただきましたが
上記のものは、すべての場合においてどの子でも、体調不良が起こっているときに控えた方が良いものです。
高齢犬は栄養バランスを重視しなくてよい
上記の食べ物は
元気だけど皮膚にトラブルなどが起きている犬のための食べ物です。
高齢犬に対しては、須﨑先生のこの本がとても参考になります
曰く、元気なうちは「犬にとって栄養バランスの良さ」が大切だけど
高齢犬は栄養バランスより、食べたくなるご飯かどうか!
少量でもエネルギーになるように、お砂糖をまぶしたり、カロリーメイトのドリンクタイプを利用する方法などが紹介されています。
理想的な動物病院だったと反省しきり
これらのことを教えてくださった須崎動物病院さん
愛犬の状態がみるみるうちによくなり、私はそこで再診の申し込みをしませんでした。
実は診察を受けるまでは、もしかして「ガンとかでは?」なんて心配をしていたため
そうでは無いとわかってホッとしたんですよね。
しかし、根本からの体の調子の整え方は、食べ物もそうだし
住環境もかなり大切ということを教えてくださいます。
それもかなり細かく、どんな物質が入り込み愛犬の体に悪さをしているかなど
丁寧に事細かく調べてくれるのです。
そんな動物病院他にある???
愛犬が認知症になって、オロオロするばかりだった私
須﨑動物病院のことはすっかりと忘れていたのです・・。
薬を中心にした対処療法ではなく、根本的な改善を目的としている病院。
検査も他の動物病院のような検査ではなく、私が受けたような写真でチェックしてもらうことができます。
なんで、須﨑動物病院のことを思い出さなかったのか・・・
と今更ながら思うのでした。