犬の夜泣きは老犬の介護の中でも最も飼い主を悩ませるものと言われています
夜泣きのストレスから飼い主さんがすっかり参ってしまうことも多いのですが
私も例にもれず、愛犬の夜泣きがストレスとなりノイローゼのようになってしまいました。
夜泣きのストレスから不安が止まらなくなる
愛犬の夜泣きが始まり数ヶ月
毎日夜泣きで目が覚めるか、夜泣きが起きるのじゃないかという不安な日々を送っているうちに夜眠ることができなくなってきました。
眠れるのは最初の数時間。これが1時間の時もあれば3時間の時もあります。
そこからチビの夜泣きが始まって、寝ついてくれた後もずっと眠ることができないのです。
次第に日中も不安感がひどく、ちょっとした音にも過剰に反応するようになりました
チビが吠えるんじゃないだろうか?
チビの吠え声が隣近所に聞こえているんじゃないだろうか?
いつもビクビク
不安感とイライラが押し寄せてきて、泣いてばかり
わたしはどうしたら良いの?
家から出るのもすっかり億劫になってしまい、引きこもりのようになってしまいました
食事を作る気力がなくなり、食欲に無くなり一気に3キロ体重も落ちました
(これは今ちょっと懐かしい・・・^^;)
これじゃダメだ!!
もう限界だと思ったその日
意を決して心療内科に行くことにしました。
まだそれくらいの気力がなんとか残っていたのです。
心療内科って、行きつけのクリニックがあるわけじゃないし、口コミで良さそうなところを見つけても、その日にいけるわけじゃないです。
予約制だったり、休診だったり
なんとか隣町に良さそうな心療内科がみつかり予約を取り、その日の夕方に行く予約が取れた時は心から安堵
心療内科の診療でいきなりの鬱認定!
心療内科で問診表に書き込み、チェックシートに自分の症状に思い当たる箇所にチェックをして、診察を受けました。
これはどこの心療内科でも同じようなチェックシートが用意されているようです。
チェック項目は、
例えば、「自殺したい気分になる」とか「突然涙が溢れてくる」など。
ストレスマックスの時だと、たぶんほとんどにチェックマークがされるのでは?
と思います。
私は、実際「自殺したい」以外ほとんどチェックが入りました。
・ウツ診断セルフチェックで検索するといろんな病院のうつセルフチェックが出てきます。
診察室に入ると、若いけど何とも陰気というかマイナスのオーラが全開の先生が居ました。
余談ですが、新しいビル内のクリニックですが、待合室は真っ暗
壁の色もやけに黒い。
気分が落ち着くというよりはよりネガティブになりそうな・・・(笑)
さらに余談ですが、先生のお肌がアトピーだったのをはっきりと覚えています。
そこで犬の夜泣きがストレスになっていること、不眠が続き不安感が強いのが辛いと医師に伝えると
医師は、さきほどのチェックシートを見ながら、「あなたは鬱ですよ」と言います(いきなりの断言)
ん?鬱ではないよ
口には出さないけど即心の中で反論
鬱は食事に味が無く、朝起きたときから気力がなくて・・・という状態だとメンタル系の本で知って居たから。
私は朝起きたとき
「今日はきっとチビの吠えは無い!」「きっと全てがうまく行く」と毎日期待していたのです
チェックシートの点数だけで鬱だと決められたんじゃたまらん
さらに医師は
「ワンちゃんずっと可愛がってきたと思うのですが、今はどなたか預かってくれる親戚とか知人は居ませんか?」
と言います
あのー先生、そんなことができているんならとっくにやっているし、ここに居ないですよ
という思いを心に閉まっておいて「いいえ、居ないです」と答えました。
老犬介護ストレスで処方された3つのお薬
結局薬が3種処方されました
ドグマチール、レンドルミン、ワイパックスの3種
レンドルミンは入眠剤、眠剤です。
20代のころ不眠症になったことがあって、その時睡眠導入剤を毎日飲んでいるうちに、睡眠導入剤依存のようになった経験がある私
かれこれ、睡眠導入剤依存は3年くらい続いて止めるのが大変でした。
そのため、入眠剤は飲まないと決めて他の薬を飲むことにしました
他の2つは憂鬱な気分を改善する作用のある薬と、不安感、緊張、抑うつ自律神経失調症などを改善する薬です。
この2つがまぁ効くんですよ。
とくに、ドグマチール。 これがとても私には合っていた様子。
もともとは、胃・十二指腸かいようを改善する作用のあるお薬ですが、ゆううつな気分を改善する効果もあるそうです。
ザワザワ強かった不安感が飲むとすぐに落ち着いてくるのです
しかも一度に飲むのはたったの半錠
奇跡のような薬です。
あまりに効くので1日3回を1日2回にしました(勝手に) ← 本当はダメですよねー
薬は効いたけどクリニックを変えることにした
そうして2週間後再びクリニックに行きました。
薬がとても合っているようで、強い不安感が軽減されてきたと医師に話したのですが
「しかし鬱だと思うので、半年はしっかりと薬を飲み続けてください」
とまたドンヨリと告げるのです。
半年も飲み続ける??
先生は鬱だと決めつけてかかっているし、薬をしっかり飲まなきゃダメというタイプ
薬を大量に出さないところはいいけど
ちょっとこの先生合わないかも・・・。
メンタル不調でクリニックに行っているのだけど、そこにさらなる追い打ちをかけられているような気分になるのです。
私は薬よりもカウンセリングに力を入れているクリニックの方が自分に合うとわかってきました。
病院変えようっ!
せっかく見つけた通いやすい範囲のクリニックだけど、メンタル系はとくに信頼できる先生じゃないとダメだと感じました。
こうして次の病院を探しました。
次の病院はカウンセリングを中心にし、薬に頼らない診療をしてくださるクリニックです^^