我が家に柴犬がやってきた!初めて飼う犬にあたふたの1日を振り返る

・神宮外苑の落ち葉とほぼ同化中(笑)

我が家に愛犬がやってきたのは、今から15年前の5月

それまで犬を飼ったことが無い私、子供も育てたことがありません

初めて生き物を飼うことになった初日は、ドタバタだったけど幸せな気分に満ちた1日でもありました

スポンサーリンク

子供の頃から苦手な犬を飼いたくなった理由

私の父は転勤族
子供の頃から2年とか3年で引っ越しを繰り返す日々

住居も社宅住まいだったため、動物はせいぜい鳥を飼うくらい

しょっちゅう犬に追いかけられて怖い思いをしてきたので、犬は怖い存在でした

大人になっても犬が歩いてきたら道を変えるくらい(笑)

怖いけど犬の居る生活には憧れがありました。

中学時代の同級生がすぐ隣に住んでいたのですが、彼女の家にはシェパードの「カール

」が居ました。

カールの名にピンと来たかたは同世代ですね♪

「刑事犬カール」というドラマが私が子供の頃大人気だったのです。

主人公は木之内みどり、現在竹中直人さんの奥さんです。

と話は逸れてしまいました^^;

スポンサーリンク

友人宅のカールはお利口ではなく、警察犬の訓練所でしつけを受けてもあまり変わらないと友人が嘆いていましたが

転勤が多く1箇所で落ち着いた生活ができなかった私にとって

社宅じゃ無い家で大きなワンコが居るのは、幸せな落ち着いた暮らしの象徴のように感じました。

ちなみに我が家には子供は居ません そして子供を欲しいと思ったこともありません。

なので犬を飼うのは子供の代わりに、という気持ちは全然ありませんでした。

ただ犬を飼おうと思った頃、私は家で静かに暮らしたいと思って居たときでした

それまで外で仕事をしていて、毎日仕事をして帰ってきてバタバタと食事を作って夫と食べて即ぐったりと眠りこける

飲み会もしょっちゅうで、翌日「あ〜、失敗した」とドンヨリ落ち込む日々

そろそろ家でゆっくりと仕事をしたり、趣味の何かをやったりして過ごしたい

そこには犬が居たら良いだろうなぁ〜と思い始めました

犬を飼いたいと思い始めて、1年ほど経ったころ、夫が会社を早期退職して独立することになりました

それに伴って私も自宅で夫の仕事を手伝うようになり、犬を飼う条件は整いました!

犬を飼うぞー!!

毎日興奮状態です(笑)

柴犬を飼うと決めブリーダーさん探し

犬を飼うなら日本犬!

これは夫の絶対に譲れない主張でした

一度も犬を飼ったことがない私に対して、夫の実家は犬が居なかったことがないのです

それも北海道犬や、日本犬のミックスばかり

夫が日本犬を飼いたいと思うのも必然かもしれません

私は黒い犬に憧れていたので、最初は「甲斐犬」がいいかな?と思ったのですが
甲斐犬は成犬になると案外大きいのです

集合住宅の我が家には、できるだけ小ぶりの犬が良いよねー

そこで候補になったのは、柴犬! その頃ちょうど「豆柴」という小さめの柴犬が増えてきたころです

豆柴のブリーダーさんも増えてきました

ネットにも豆柴ブリーダーさんのHPがいくつか見つかりました

いくつか候補があるなかで、実際に電話をかけてお話しをして柴犬に対する愛情の深さをしっかり感じることができたブリーダーさん「東京俵荘

ブリーダーのおじさんから30分くらいたっぷりとお話しを聞くことができ
その週末にお迎えに行くことが決定

俵荘さんに出会うまでにも、池袋にあるという犬舎を訪ねていったこともあるのですが何故かどれだけ探しても場所が見つからない

もう廃業していたのか??謎です

さらにHPで地方のブリーダーさんも見つけたのですが、ちょっとシステムに納得できないところがありました。

他はどうなのかな?と調べてみたときに出会ったのが俵荘さんだったのです。

俵荘は豆柴専門の犬舎です

伺うと、一斉に可愛い成犬の豆柴たちがドド〜ッと駆け寄ってきました

かわええ・・・  夫とうっとり

現在子犬は二頭と、あらかじめ電話で聞いていました

その二頭は双子でオスとメス

オスが良いか、メスが良いか迷っていると

おじさんは「オスが飼いやすいと思うよ、オスは去勢手術ひとつとっても日帰りで帰って来れるしね」と勧めてくれます

そっかぁ、ならオスが良いや

さほど迷うことなく、オスの子を連れて帰ることになったのです

奥さんも出ていらして「昨日この子たちの爪を切ったんですよ」

「この子(チビ)は、ひょうきんな性格だと思いますよ」っておっしゃっていました

生まれて1ヶ月と28日体重は3キロちょっと

まだ華奢で、コロコロという感じではありません。

顔も真っ黒で、愛くるしいというよりは、野性的な感じ(笑)

それがチビでした

今日からここがおウチだよ〜

ブリーダーさんが、これまで食べてきたフードと食器
そして匂いのついたタオルをもたせてくれました

奥さんは涙ぐんでいます

あぁチビは愛されてきたんだなぁともらい泣きしそうに

「これからはうちで大切にするからね」と子犬に心の中で伝えました

小さな箱に入ったチビを抱っこして車に乗ると、チビが不安そうにワンワン泣き出しました

その声がなんとも切なくて、もしかしたら私は残酷なことをしているんじゃないだろうか・・・と思いました。

自宅に着き「今日からここがおウチだよ〜」と箱から出してあげたときの嬉しさと言ったら♪

今も忘れられないですね

しかしチビは、よほどストレスだったのか・・・

いきなり下痢ピーです(笑)

それもせっかくいただいてきたタオルの上にブシャーっと

犬のウンチの処理をするのは産まれてこのかた初です。

汚いとかまったく思わない自分が意外でした

チビはきっと繊細な性格なんだろうなぁ

初日に感じたことですが、それはやはり当たっていました

成犬になっても、繊細なところは消えないままでした

子犬と初めての夜は夜泣きから始まった

犬を迎えるにあたって、犬の飼い方に関する本を熟読していました

何事も調べるのが大好きなので、私なりにリサーチをしたつもりです

子犬に必要な、サークルにベッドや食器も用意済み

まだお散歩にはいけないため、トイレやトイレシートも用意しています

食事はブリーダーさんのところからもらってきた、サイエンスダイエットを少量

犬ってこんな少ししか食べないのね

なにもかもが新鮮です

あまり興奮させてもいけないので、触りすぎないように接しました

そうして夜になり、そろそろ寝る時間

サークルはリビングに設置してあるので、チビをサークルのベッドの上にそっと置いて
「おやすみ〜」

と、隣の寝室で寝ようとしたら・・・

「ワンッ、ワンっ!!」

チビがほえてるーーーーー

なんでーーー?!

慌ててリビングへ行くと、サークルから飛び出さんばかりに暴れて吠えています

犬が夜泣きするなんて知らなかったんです私

今にして思えば、いきなり知らないところに連れて来られてここで寝ろって方が難しいですよね

やはりチビは繊細かも(笑)

「子犬の夜泣き解消法」

その日だけでは無く、子犬の夜泣きは毎日続きました

本にはたいてい、犬が吠えても要求に答えてはいけない!

とあります。

要求に答えてしまうと、吠えたら願いが叶うと知ってしまうから

でも、吠えて居るのを無視して隣の部屋で眠れるわけないですよね^^;

子犬は諦めないんですよー(笑)

対処法としては

  • 犬が落ち着くようにケージに布を被せて暗くする
  • 暖かい湯たんぽをケージにいれてやる(母犬の代わり)
  • カチカチとなる時計をケージいれる(母犬の心音の代わり)

などがあり、全てやりました

でも全然効きません!!!

結局どう解決したのかと言いますと・・・

チビと同じ部屋で夫が寝る

これで、全くその日以來吠えなくなりました。

初めて犬を飼う私は、本の通りに「犬と一緒に眠るのはダメ」と思い

それを貫こうとしましたが、のちに私もチビと一緒にベッドで眠るようになり

犬を飼う醍醐味はこれだ!と思うようになりました

のちに多くの飼い主さんのほとんどが犬と一緒に寝てると知りました

悩んで損したわ、最初から一緒に寝てあげれば良かった(笑)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする