犬の漢方薬の選び方!獣医さんと漢方医さんの違いメリットデメリット


愛犬の体調不良やメンタル不調に、漢方を勧める獣医師が増えてきました!
我が家は夜泣き対策で、1年ほど漢方薬をあげていました。
犬の漢方の相談の仕方、獣医師と漢方薬局の違いなどをまとめてみました。

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「犬の体調不良に漢方薬を使う獣医さんが増えている」

犬の老化に効く薬はないと言われていますが
最近では漢方を使って治療をしてくれる獣医さんも増えてきています。

漢方は西洋医学とは違い、何かの症状に対してこの薬!
という出し方ではなく、「証(しょう)」という
体質や体型、自覚症状(犬の場合飼い主が見た様子)などに合わせて薬を選ぶ
オーダーメイドの処方をしてもらえます。

西洋医学の薬のように即効性はないかもしれませんが、その子に合った生薬を使うことで
自然治癒力をたかめる働きが期待できます。

漢方を使用している獣医さんを探す方法は

・動物病院のHPで診療内容をチェックする
漢方薬も取り扱ってますと記載されていることがある

・ネットで「漢方薬獣医」で検索をする

・漢方薬メーカーイスクラのHPで探す
https://j-pcm.com/memberlist/

・一針多助 動物のための鍼灸漢方広場で見つける
http://shinkyu-pet.com/about/index.html

などがあります。

しかし、漢方薬を扱っている獣医師さん、まだ数は決して多くありません。

また地域差もかなりあり、多く見つかるところと全然見つからない地域があります。

私の家の近くには、漢方薬を使っている獣医さんは全くと言って良いほど見つかりませんでした。

また老犬はただでさえ移動が苦手になるので、遠くまで連れていくのは難しいですよね^^;

ご近所に漢方を使ってくれる病院がない場合には、漢方薬局をさがすのがおすすめです。

漢方薬局で犬の漢方を処方してくれる

漢方薬局は病院と違い、メールでのやり取りでお薬(漢方)を処方していただくことが可能です!

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近くに漢方を処方してくださる獣医さんがいないときは、とても便利です。

また獣医師が処方する漢方はある程度決まっているのに対して

漢方医、漢方薬局が処方する場合は
一匹ずつの体質や性格、最近の様子などに合わせてオーダーメイドで調剤をしていただけるのです。

ここが西洋医学との大きな違いです。

「犬 漢方薬局」 「犬 漢方」などで検索をすると

全国の犬に調剤をしてくれる漢方薬局さんがみつかります。

漢方薬局さんで薬を処方してもらう方法

犬のお薬を出してくれる漢方薬局さんを見つけたら

最初に問診票に書き込むところから始まります。

これはネット上で書き込むフォームが用意されていますが
一般的な病院より細かく書き込むことが多いと思います。

いざ書き込んだら、メールでやり取りを続ける場合と
電話やスカイプ、またはラインでやり取りをする場合とがあります。

電話だとより深く説明ができるという利点があるし、
ラインやメールだと記録が残るので、あとからアドバイスをじっくり読むことができます。

また、多くの場合相談をして方針が決まり薬の値段が決まると
そこで一度連絡をいただけます。

漢方は使うお薬によってビックリするほど高額になるケースもあるので
値段が高いなぁ・・・と思う場合には、正直に伝えましょう!

できれば最初の段階で「これくらいの予算でお願いします」と言える漢方医さんが理想ですが
なかなかそうも行かない場合もあります(笑)

また、漢方薬局さんのHPには1日辺りの金額の目安も記載されていることもあるので
そこもしっかりチェックしてください。

たいていの場合、料金は代引きか、お薬を受け取った後銀行振込の2つのパターンです。

「犬漢方のメリットとデメリット」

「メリット」

  • 症状に対してではなく、体全体の様子を見てその子に合った薬を調剤してもらえる
  • 電話相談をしてくれるところが多い(犬を連れて行かなくてよい)
  • 西洋薬より体に優しい

「デメリット」

  • 扱っている獣医師が少ない(もしくは知識が薄い)
  • 西洋薬に比べ効き目がゆっくり
  • 効果が高い薬は高額

一番のメリットは対症療法ではなく、自然治癒力を上げる働きがあること

最大のデメリットは、お値段かなぁと思います^^;

市販の漢方薬を犬に使っても良いの?

ドラッグストアや薬局でも、手軽に買える漢方薬が販売されていますよね。

犬に使われていることで知られているのは

抑肝散

興奮を抑える効果があることから、夜泣きに良いと言われています

私も愛犬の夜泣きに困って、近所の薬局で買ってみたのですが

あまり効果は実感できませんでした^^;

のちに獣医さんに聞いたところ、犬は人間と違って代謝が良いため

適量が分かりにくいので、素人判断でこのくらいの量かなぁと使っても効果は実感されにくいそうです。

これは漢方も、西洋薬も同じとのことです。

もちろん、犬に市販漢方を使ったら即効いた!

という方もたくさんいらっしゃるようです(羨ましいーー^^)

この辺は、個体差や薬との相性がかなり密接に絡んでいるように思います。

私は獣医師と、漢方医両方の処方をしてもらっていたのですが

どんなお薬を、お値段はどれくらいだったのかについても詳しく書いていきますね。

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