老犬になると水を飲む量が少なくなることがあります。
水分量が減ると、脱水症状になる危険が・・。
犬が喜ぶ水分補給と、飲みにくい時のお助け商品をご紹介します。
もともと身体に蓄積されている水分量が少なくなりがちの老犬
今までと同じ量を飲んでいても、脱水になることがあるので要注意です
お水きらいなの〜
老犬に水分を取らせる方法
おすすめは３つ
・手作りごはんにする
手作り食は野菜や肉などを水で煮込むため、かなり水分を含んでいます。
そのため、水分も自然に摂取できます。
・缶詰ウェットフードにする
缶詰のウェットフードも、じつはかなり水分が含まれているので
自然と水分を摂取することができますよ。
・犬が喜ぶ飲み物をのませる
普通のお水は飲まなくても喜んで飲む飲み物はたくさんあります。
くわしくご紹介しますね
スープ・ダシ汁を飲ませる
水の代わりに、鶏肉や豚肉の茹で汁を作ります。
一緒に栄養補給できるし、ワンコたちは大好きです。
鶏ガラや骨つきの鶏肉でたっぷりとスープをとって
冷凍しておくと便利です。
スープを作るのが大変なときは、市販のダシの素
（食塩、添加物無添加のものがあります）
これもワンコたちが好きなもののひとつです。
好みがある子もいるので、少しずつ試してみると良いと思います。
ポカリスエット
言わずとしれたスポーツドリンクのポカリスエット
人間の脱水症状にも使われますが、
犬はポカリが大好きです。
脱水と同時に電解質の補給もできるので、とても便利です。
犬用のポカリに似た商品もたくさん販売されていますが
なぜか・・、犬用ポカリは飲まないっていう子も多いようです。
そんな時は迷わず、人間用を！！
若くて元気なワンちゃんなら、糖分などが心配になることでしょうが
老犬の脱水症状は命取りになることもあるので、水分を取ってもらうことが最重要課題です。
そうそう、経口補水液もワンコは喜ばないようです。
人間が飲んでもさほど美味しくないですから、これはそうだろうなぁ・・・と思いました。
かかりつけ獣医師おすすめのお水
日田天領水というお水
スーパーなどでも販売されていますよね。
大分県日田市の天然活性水素を含む弱アルカリ性の天然水で
軟水になります。
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水素水って一時期とってもとっても流行りましたよね。
健康ネタが大好きな私は、何度も取り寄せたり売ってるのを見つけては買って飲んでいました。
水素水は老化の原因、悪玉活性酸素を取り除く効果があるとされたことが
人気になった理由です。
しかし、市販のものはミネラルウォーターに後から水素を注入しているため
水素が残っていないとか
短期間に飲まなくちゃいけないとか
容器がアルミで厳重なものじゃないとダメとか
いろいろ言われ、いつの間にかすっかりとブームは去ってしまいました＾＾；
ところが、日田天領水は注入したものではなく、天然でもともと含まれているものです。
そのためブームなんて関係なくずっと落ち着いた人気のまま
ある有名病院では、入院患者さんのほとんどが日田天領水を枕元に置いていたりもするそうです。
「老犬には日田天領水が良いんじゃない」
とすすめてくれたのは
愛犬のかかりつけの獣医さんです。
ホリスティックケアをたくさん勉強されていて
ホメオパシー治療などもやっている先生です。
先生は、認知症は老化だから、
老化の原因となる活性酸素によいのが水素だし
ブームで売られていた水素水と違って
最初から含まれているものだから、良いかもよ。
と、教えてくれました。
味も飲みやすいので、ワンコもいやがりません。
老犬が水で誤嚥をしないために
犬が高齢になると、嚥下する力が落ちてしまい
誤嚥をする場合もあります。
とくにサラサラとした水分は嚥下力が落ちているととても飲みにくいと言われています。
ここでおすすめなのは、人間の介護にも使われている方法
味を変えないで水分にとろみを付けましょう。
とろみ調整剤と言われるもので商品名は
トローミファイバー
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トロミパワースマイル
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などがあります。
水やスープ、ワンコの大好きなポカリに入れてあげても良いです。
水を飲まない愛犬
うちの愛犬は、不思議なくらい水を飲まないワンコでした。
真夏お散歩に行った後くらいしか家でお水を飲みません＾＾；
お出かけをして、公園などでたくさん歩いて
はぁはぁしていても、お水を差し出すと
プイッ（笑）
カフェなどで出されるお水は、一度も飲んだことがありません。
なんでだー？？
ご飯が若い頃は手作りで１４歳からは缶詰のウェットフードだったのであまり水分が必要なかったのかもしれません。
しかし、夏になると
夕方のお散歩でおしっこをしないことが時々ありました。
そこで焦ってワンコ用ポカリを買ってみたら
のみません！！
でも人間用のは飲むんですよ（笑）
人間用を薄めて飲ませたりしていました。
老犬ホームさんの水分補給ケア
老犬ホームのお世話になるようになってからは
ホームのスタッフさんは、愛犬が自分から水を飲まないことにすぐに気づかれ
１００均などで売っているドレッシングボトルでお水をあげてくださいました。
口の横から少量ずつ、こぼして体が濡れないように
タオルを口元に当てて、やさしくゆっくり丁寧にお水を飲ませてくださってました。
「なんて優しくケアしてくれてるんだろう」（泣）
愛犬がイラナイとプイと顔をそむけると
「そうかそうか、もう要らないのね〜」と、本当にやさしくて。
愛犬は王様のようでした（笑）
