犬の高齢化に伴い認知症のワンちゃんがとても増えています。
我が家の愛犬もやはり認知症になり、私の中では認知症はとても恐ろしく怖いものになりました。
しかし、事前にしっかりと勉強し認知症対策をして愛犬も20歳まで生きたコもいて
認知症は怖いものでは無いと知りました。
具体的な施策をご紹介しますね
犬の認知症予防は早くから
犬がシニアと言われるようになるのは
小型犬で7歳くらいと言われています。
実際飼っていると、7歳なんて元気いっぱいでどこにもシニアっぽいところは見受けられないのですが
ここが落とし穴です^^;
毎日見ていると老化に気づかないけど、体は少しずつ衰えているんですよね。
症状が出ていなくても
DHA&EPAのサプリをあげたり
シニア用のフードにする
など対策は早め早めに!
良い獣医師さんを見つけておく
これは何より大切なことだと思います・・・。
病気や怪我に強い獣医さんはいくらでも居ます。
でも、認知症に強く犬の老化やアンチエイジングのことを研究されている獣医師さんは
かなり少ないです。
実際私は、ご近所に信頼できる獣医師さんが居ましたが
認知症になったときは、「まぁそういうもんだからねぇ」
という感じでした。
そういうものかぁ・・・
と思ったのが愛犬12〜13歳くらいのとき
もっと認知症に強い獣医師のお世話になっていたとしたら
7〜9歳くらいから、サプリを飲ませたり漢方療法をしたりなど
対策はできたのではないかな?
と思うのです。
今、ペットたちの高齢化が社会問題になりつつあり
これからは認知症や老化に強い獣医さんも増えると思うのですが
認知症が出てからではなく、もっと早くから獣医さんとの関係性を深めておくがの絶対にオススメです。
ペットの性格や癖、体調なども理解してもらい
信頼関係を築いておけば怖いものなしだと思います。
太陽を積極的に浴びさせる
シニア犬になると、体内時計が狂い
日中たっぷり眠って、夜に徘徊をしたり夜泣きをするといった認知症行動も起こります。
体内時計の狂いをリセットできるとされているのが
日光を浴びること
太陽を浴びさせることは何より大切と言っている獣医師もいるくらいです。
太陽が出ている時間にお散歩に行き
犬が寝るベッドやハウスも暗い部屋ではなく
日光がある程度入るお部屋にする
ただし、真夏は注意です^^;
よいペットシッターさんをみつけておく
老犬になると、飼主がいなくなることに不安を感じたり
お留守番が苦手になる子も多いです。
でも飼主だって、仕事があるし
どうしても家を空けなくちゃいけないことだってありますよね。
そんな時便利なのは、ペットシッターさん。
自宅に来てペットのお世話をしてもらえます。
自分とワンコにあう、信頼のできるシッターさんは早めに見つけておいて
ワンコに慣れさせておくのが良いです。
防音対策はしっかりとしておく
シニアになったら、防音対策のことも視野にいれておくと安心です。
老犬が認知症になると、夜泣きをすることが多いのですが
ご近所に声が漏れないかと、飼い主を追い詰めます。
私の経験からすると、
戸建でしたら、窓を2重にするとかなり効果があがります。
でもマンションは壁から音が伝わってくるので窓だけでは不十分^^:
防音ケージか、防音部屋などを考えておくのが良いと思います。
認知症になってからだと、新しい部屋に拒否反応をしたりもするので
早くから慣れさせておいた方が良いと思います。
犬がシニアになったのをきっかけに
防音部屋のある部屋(賃貸だそうです)に引っ越して備えたという方もいらっしゃいました。
防音部屋や防音ケージがあれば、夜泣きはかなり楽になります。
こんなのがあるのねー
と調べておくと安心ですよ^^
おトイレは室内でもできるように
老犬になるとトイレが近くなるし、お腹を壊しやすくなることも多くなります。
その度に外のおトイレに連れていくのは、実はとても大変です^^;
これが自宅でも出来ていたら、楽ですよね。
老犬になってから
家でのトイレをしつけし直して、見事に室内で排泄ができるようになった柴ちゃんも居ます。
柴は一度外でのトイレを覚えたら家でしなくなる子が多く
我が家の愛犬もそうでした。
そこで諦めていたのですが、ちゃんとやれば自宅で出来たのかもしれませんね^^;
私の怠慢でした。
さいごに
柴犬のひみつという本に
20才という長寿をまっとうした柴犬のワンちゃんの
具体的な老犬になってからの介護や利用していたものが詳しく紹介されていました。
最初から準備することで、焦らず慌てず愛犬を見守ることができたんですね。
犬がシニアと言われるのは7才
犬生の半分以上は高齢期というわけです・・・!!
備えあれば憂いなしだと、ペットを見送った今思います。。。