飼い主と愛犬達が大嫌いな狂犬病予防接種
狂犬病予防接種は老犬になると免除していただくことが出来
我が家でも免除をしてもらっていました。
免除してもらう方法と、高齢犬の狂犬病予防リスクなどについてまとめてみました。
老犬の狂犬病予防接種を免除してもらう方法
基本狂犬病の予防接種は
飼い主の判断で勝手にスルーをすることはできません^^;
狂犬病予防接種の免除の判断ができるのは獣医師だけです。
かかりつけの獣医さんが「もう狂犬病は良いでしょう」と判断をして
届けを出してくれたらそこでOKです。
どんな子が免除されるかは獣医師の判断によりますが
・アレルギーなどの疾患がある
・何らかの病気にかかっている
・高齢犬
といった子は、免除になっているようです。
自治体から届く狂犬病予防接種の提出通知を持って
獣医師のところへ持って行くと
免除の理由を書いて提出していただけます
（または自分で提出する）
こちらは我が家に届いた、狂犬病予防接種のお知らせです＾＾
一番下が狂犬病予防接種の猶予届けになっています。
病院名、獣医氏名、病名、猶予期間などを記入してもらってから
提出をします。
期間は通常は１年間になるようです。
ちなみに、獣医師が届けを出す際にお金を取るケースもあるようですが
私がお願いしていた獣医さんは、無料でした。
老犬の狂犬病予防接種は何歳まで？
狂犬病予防接種は一体何歳までやらなくちゃいけないの？
他の子と交流しないし、老犬だからもう良いんじゃね？
とつい思ってしまいますが、
実は、何歳まで！という決まりは無く、生きている限りは打たなくてはいけません＾＾；
ただし健康に問題があるなどの場合には、免除をしてもらえます。
狂犬病の予防接種に行かないとどうなる？
ご近所さんの愛犬が高齢（１７歳）になり
「もう今年は良いよね」と注射を受けに行かなかったら
ハガキで何度か矢のような催促が来て
慌てて注射に行ったそうです（笑）
ご近所さん曰く
行くまでずっと追っかけられる勢いだったよー
とのことでした（笑）
また、狂犬病予防接種は狂犬病予防法という法律に基づいて
年に一回の接種は飼い主の義務となっています。
違反をすれば、２０万円以下の罰金になるそうです。
狂犬病予防接種の副作用が出た老犬
狂犬病の予防接種は副作用が出ることもありますが
特に老犬は要注意です！
お散歩でほぼ毎日一緒になるご近所さんワンちゃん
いつも元気でカッコいい、ボス犬的存在の子でした。
他界したのは１５歳
どこも悪そうに見えなかったし
足を引きずったりとかも全く無かったので
亡くなったと知ったときかなり驚きました。
飼い主さんから亡くなった原因を聞くと
『耳は遠くなっていたけど他は元気だったんですよ。
それが狂犬病の注射を打った後急に具合が悪くなっちゃって
その後どんどん衰弱して亡くなってしまったんです』
愛犬と一番長くお友達で居てくれた子も
１３歳になったころかかりつけの獣医さんが
「体に負担がかかるから、もう狂犬病は打たないようにしましょう」
と言ってくれて、免除になりました。
えーーー！？
うちの愛犬も、かなり弱ってきていたので
この話はかなり衝撃的でした。
うちも、狂犬病注射が命取りになるかもしれない・・・
慌てていつも通っている獣医さんのところに行って相談をすると
「もう１５歳だもんね。こっちで届け出しておくわ。
内容は脳の病気のため（認知症）って書いておくね」
と言ってくれ、ホッとしました。
高齢の子は、無理に予防接種を打つことがリスクになることもあるようなので
気になる方は
獣医さんのところで相談をすると良いと思います。
愛犬と狂犬病注射の思い出
春の狂犬病予防接種は私と愛犬のビッグイベントの１つでした＾＾
予防接種のお知らせのハガキが届くと、まずドヨンとした気分になります。
愛犬はとにかく病院が嫌いで、そこまで連れていくのも大変＾＾；
なぜか私は、自分が連れていくのが義務と思い込んで居て
歩いて獣医さんのところに愛犬を連れていきました。
しかし愛犬も鋭い（笑）
獣医さんの病院へ行く道だと気づくと、ピタッと歩かなくなるのです。
おやつをたんまり持っていってもだまされないのです。
そこで、愛犬を抱っこして歩く・・・
柴犬が抱っこされてる姿ってあまり見かけないようで
よく笑われました（笑）
病院に着いたら着いたで大騒ぎ。
待合室で待っている子達は
愛犬の吠え声でビビリまくります。
チックんはほんの一瞬なのに、打つ前から大騒ぎです。
終わるなり獣医さんからたっぷりおやつをもらって
帰りはめちゃくちゃ張り切って歩きます（笑）
これが終わると、心からホッとしました。
気分で言うと、テストが終わった日のような？
めちゃくちゃ爽快な気分で、また１年がんばろうねー。なんて。
毎年大騒動で大変だったけど、無くなってしまうと
寂しいものです＾＾；
