人間は産まれてくるときに寿命を決めてくると言われていますが
実はペットも寿命が決められていると知りました。
また、終末期に飼い主がしがちな点滴も注意が必要なようです。
ペットたちの寿命は決められている
人間は自分の意思で食べ物に気をつかい
運動をしたりといった、健康寿命を延ばすことができるけど
ペットたちはその術がないため
飼い主である自分がもっとあのとき・・・
と思いがちですよね
ところが、それは飼い主の思い込みであって
ペットたちが天から頂いてきた寿命は決まっていて揺るぎないものなのだそうです。
本の著者はペット好きが高じて
ペットの供養をしたいという思いから僧侶になられたご住職
横田晴正さん
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ペット霊園を設立され
ペットロスカウンセラーとしても活躍されています。
この本によると
命の仕組みからいうと
どの動物も天から授かった命の時間は変わることが無く
何歳でこの世とお別れするのかはあらかじめ決められたこと産まれてくるときに一生はすでにプログラムされていて
長くも短くもならない
飼い主にとってはもっとやってあげれば、違う治療をしていたら
と自分を責めることしかできませんが
たとえ病気の早期発見などができたとしても
結果的に亡くなる日は、この日だったのです。
長生きした時間よりも濃さが大切
ペットの一生は
美味しいスープを、薄めて飲むのか
濃い味のまま楽しむのか
目の前のお水を、一気に飲み干すのか
ゆっくり飲むのか
どちらも同じように、一杯を楽しむことに変わりはなく
幸せの総量はまったく同じだというのです。
私たち飼い主は
長く生きてくれたかどうか数字に気をとられてしまいがちですが
それはただの「比較」
生きる年数がその子の人生の良し悪しとはまったく関係ないこと。
まったく意味のないことなのだそうです。
つい長生きしたら良いと思ってしまうんですけどね^^;
人間も同じですよね。
長生きが必ずしも幸せとは限らなくて
自分が生きたいように生きれるのが幸せだと感じます。
それが愛犬に対してはついつい、自分が全て責任を担っていると思うので
罪悪感があるのですが
これは矛盾してますかね^^;
犬の末期の点滴に注意
犬は死期が近づいてくると、自然に食欲が落ち
自分で食べることをしなくなると言われています。
その際に良く、点滴で栄養を補給するケースが多いです。
うちのご近所の方もみなさんそうしていました。
だけど・・・
老衰によってカラダの機能が衰え、食事や水分をカラダの中で処理することができなくなっています。
もう食事や水分を必要とするカラダではなくなっているのです。食事をしなくなり、水分も摂らなくなってしまったとき、病院へ連れて行き、点滴をしてもらうという選択肢をされる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、最期のときを迎える準備をしているカラダに無理やり栄養や水分を摂ってしまうと、カラダの浮腫みの原因になったり、腹水がたまったりなど、犬のカラダに逆に大きな負担を与えてしまうこともあります。
この記事を読んで
点滴もしないでおこうと決めました。
最後に
うちの愛犬は老衰だったので延命治療はしていません。
愛犬が若く元気な頃から夫と
愛犬の延命治療はしないでおこうね
と決めていました。
自分たちがもし病気になったとしても、延命的な治療はしたくないと考えています。
でも、もし今目の前にいる愛犬が危篤状態でどうしますか?
と言われたら、どうしていたのかは自信が無かったりもするのですが・・・。
ペットが亡くなったあとついつい考えてしまうのが
もっと長生きさせてあげたかった・・・
と言った後悔ではないでしょうか?
私も、もっとあのとき
もっと、もっと・・・
とそればかりですが
ペットたちの命は、すでに決められていた
我が家の場合は、素晴らしいタイミングで
お天気も良い日で。
この日が良かったんだね・・・^^