我が家の愛犬は、1歳未満から14歳まで手作りのご飯をあげていました。
手作りめんどくさくない?と良く言われるのですが、実はとっても簡単
フードのように切らして焦ることも無くオススメです。
基本的に抑えておきたいこと、やっちゃいけないこと、我が家流の作り方などをご紹介します
ダンボールの上に乗っかるのが好き 柴犬あるある
犬 手作りご飯 の基本的作り方
使う食材
・肉・魚類が約40〜50%
・野菜・果物が約30〜40%
・穀類が20%程度
食材の選び方
新鮮かつ農薬を使っていないものをできるだけ選びます。
肉類は、スーパーよりできれば対面式の専門店で
防腐剤や発色剤を使っていないものを選ぶ
生肉や生の魚をたべさせる場合には
人間が生で食べられるものを選ぶ
肉のおすすめは
鶏胸肉、羊、鴨、七面鳥
馬肉は低脂肪、高タンパク、ビタミンやミネラルも豊富なので特におすすめ
豚肉や牛肉は脂の多い部位はさけるようにする。
魚のおすすめは
青魚
鱈タラは腎臓に良いと言われています。
タンパク質は、同じ種類のものばかりじゃなく、いろいろなものを食べさせると
アミノ酸バランスと吸収がよくなる。
犬手作りご飯基本の作り方
・オーガニックや無農薬の食材でも、まずはよく洗う
・細かく刻む
・白米や玄米、根菜類はしっかりと煮る
・生で食べられる肉や魚は最後に混ぜる
とくに注意したいのは、穀類の白米や玄米です。
人間がたべるものよりもっと柔らかく
おかゆくらいの固さにしないと消化がむずかしくなります。
ドロドロな感じにしましょう。
さらに丁寧に作るのなら
野菜を10分以上お水に浸ける
肉、魚は50℃くらいのお湯で洗う(酸化した脂肪を落とすため)
犬 手作りご飯これやっちゃダメ!
・お子さまランチ風の盛り付け
手作り食レシピでよく見かけますよね^^
きれいに型抜きされた人参に、大きいままのブロッコリー、トマトは可愛くくし形
これは犬にとっては食べにくく、消化がしにくいです。
可愛いワンプレートは食べる時には、フードプロセッサーかブレンダーで細かくしてあげましょう!
・ねこまんま、犬まんま
ご飯に味噌汁の残りをぶっかけたものを
ねこまんま、犬まんまって言いましたよね^^
昔のワンコたちはこれを食べていましたが
ねこまんま、犬まんまは
ご飯がメインになるので炭水化物が多すぎの食事になります。
本来犬はそれほど炭水化物を必要としていなく、タンパク質の吸収が悪くなることも
ご飯とタンパク質の割合が 1:3くらいのイメージで良いそうです。
・作り置きたっぷり冷凍保存
丁寧に作るのだから、まとめて作り置きすると便利だよね〜
と思ってしまいますが、冷凍はNGです。
冷凍焼けを起こし、せっかくの食材のパワーが台無しになります。
まとめて作っても冷蔵保存で2日以内くらいだと思います。
犬手作りご飯にしようと思ったわけ
我が家の愛犬は1歳になる前から14歳まで手作り食でした
手作りにしたきっかけは、ドッグフードを残していたこと
そしてアレルギーがあり、こだわりのフードを販売している会社の相談会に参加したら
手作りフードを勧められたことがきっかけです。
親切な会社で、手作りご飯に詳しい人が会社にいるからその人に電話してみてと
電話番号を教わりました。
実際に手作りご飯に切り替えて、ワンちゃんのアレルギーが治ったという方が
「うちもそうだったんですけど、すっかり良くなりましたよ」と励ましてくれたことが
追い風になりました。
そこで特に言われたのは
使う野菜はオーガニック
肉類もできればオーガニックにすると良い
ということです。
我が家はらでぃっしゅぼーやを利用することにし、そのまま現在も届けてもらっています。
らでぃっしゅはお値段が安いので使いやすいのです。
私の作り方は、まずご飯をたっぷりのお水にじっくりと漬けておきます。
そうしてご飯と野菜と肉類を一緒に煮ていました。
グツグツとゆっくり。
作ったものは2日以内に食べさせますが
食べる直前に、もう一度温めて程よく冷ましてからあげます。
トッピングで喜ばれるのは、納豆。
犬は納豆好きですよね?
お腹の調子も良くなるようで、納豆を食べた翌日はウン○の状態が良いです。
最後に
手作りご飯は14歳までずっと続けてきました。
14歳以降になると、歯をたくさん抜いたこと、お腹を壊しやすくなったことなどがあり
療法食を使うようになりましたが、
手作りご飯を作っていると愛犬が横でそわそわしていて、野菜のきれっぱしを食べさせたり
毎日が楽しくて仕方がありませんでした。