老犬が夜泣きをして困っている。
このお悩みを抱えている人はとても多いと思います。
老犬はなぜ泣くのか、原因を調べてみました。
「老犬の夜泣きの原因は大きく分けて6つ!」
老犬の夜泣きの原因で考えられることは
- 認知症
- 体のどこかが痛い
- 不安になっている
- ご飯を食べたい
- トイレに行きたい
- 日中眠り過ぎていて夜眠れないなど体のリズムが狂っている
老犬の夜泣きの原因で一番多いと言われているのは
「認知症」です。
うちの愛犬も認知症からくる夜泣きをしていました。
しかし、ワンちゃんによっては体のどこかに不具合や痛みがあることから
吠えてしまうという場合もあるようです。
犬の様子は飼い主が見ただけではわからないことも多いです。
まずは獣医さんのところへ連れて行って、調べていただくことも必要かと思います。
うちの場合は、よく吠えるようになって獣医師の元へ連れていくと
「まずは、歯を治しましょう」と言われました^^;
歯がボロボロだったけど、歯磨きをさせてくれないし
仕方ないかと放置させしまったのですが、14歳にして歯の治療をしたことで
モノを食べやすくなり、一時期は夜泣きも減りました。
犬もシニアになると、不安になったり寂しがる傾向が出てくるそうです。
そのため、夜泣きをしたりずっと遠吠えをしている外飼いのワンちゃんもいますよね。
対処法としては
・一緒に寝てあげる(同じ部屋で寝たりトントンと撫でてあげる)
・外飼いの子は、家の中に入れてあげる(玄関でもOK)
などが効果的です。
ご飯が欲しい
これも認知症の症状の一種のようですが、老犬になったことで食欲が以前より増す子が居ます。
食べても食べても食べたりない。
また食べることに執着心がとても出る子もいるそうです。
トイレも以前より近くなったり、我慢が効かなくなる子が多いようです。
日中眠り過ぎて夜になると起きて吠える。
これは昼寝をさせないようにするのが一番と言われていますが、
なかなかこれが難しいんですよね^^;
だって本来犬は夜行性ですし。
それに昼間いくら起こそうとしても、「眠いんだってば・・・」と寝ちゃいます。
人間だって無理に起こそうとしたって、起きれないときってありますからねぇ。。。
「老犬夜泣きと子犬の夜泣きの違い」
犬は子犬の時と、老犬になって夜泣きをする子が居るようです。
どちらかだけの子も居るようですが、うちの愛犬は子犬のときも老犬になってからも夜泣きをしました。
子犬の夜泣きの原因は主に、もっと飼い主と遊びたい甘えたいといった欲求から。
子犬のときの夜泣きは、しつけや工夫によって改善することができます。
例えば、我が家の場合はいろいろと試したあげく
夫が同じ部屋で眠ることであっさりと解決(笑)
また体力も有り余っているので、しっかりと遊んであげることはストレス発散にもなって
よく眠ってくれました。
しかし、老犬に同じことができるかと言ったらこれが難しいです^^;
まず老犬にしつけをすることは無理です。
耳も聞こえにくく場合によっては目も見えにくいわけで、飼い主のコマンドや指示がわかりません。
しつけで改善できるのは子犬の夜泣き
老犬の夜泣きは、しつけでは無理と思って間違いないでしょう。
「老犬夜泣きは寿命が近いの?」
老犬が夜泣きをするのは寿命が近いの??
という質問をあちこちでよく見かけます。
私も、夜泣きが始まったときに獣医師や老犬介護のプロの方に何度もお尋ねしたことがあります。
そのお答えは決まっていて
「個体差があります」 とのことです
ですよね〜^^;
- 夜泣きをしつつも、何年も生きる子もいるし
- 夜泣きを2週間ほどして亡くなる子
- 亡くなる前日だけ遠吠えのような夜泣きをした子
いろいろだそうです。
犬の場合は夜泣きをするかしないかでは無く
「食べるか食べないか」によるとも教えてもらいました。
認知症になろうが、寝たきりになろうが
食欲旺盛でよく食べる子は、夜泣きをしながらも寿命は長いそうです。
「さいごに」
老犬の夜泣き
私もとても悩まされました。
原因はいろいろあるけど、
原因が分かれば対処法少しは考えられますよね。
しかし、なかなかに手強いのが夜泣きです。。。
どうかご自身を追い込み過ぎないようにしてくださいね。