老犬介護でノイローゼやうつになる人も多いと言われています。
私も不安感とイライラがひどく心療内科へ行きましたが、どうもしっくり来ない。
そこでカウンセリングを中心にしたクリニックを探して通い大きく励まされました。
老犬介護ノイローゼカウンセリングをしてくれるクリニックへ
老犬介護でノイローゼ気味になった私、意を決して行った心療内科は
「うつ」と決めつけ、薬をずっと飲め!というスタイル
私はできるだけ薬に頼ることなく、カウンセリングなどで良い方へ向かいたいと思いました。
薬も出来れば、漢方なら良いのだけどと思っていました。
できるだけ薬に頼りたくなかったのは過去に軽い不眠症で眠剤をもらい始めたら
あまりに薬で眠るのが楽で、薬依存をしてしまった時期があるからです。
これ本当に大変でした。
ネットでひたすら心療内科を探しました
「漢方 心療内科」「心療内科 カウンセリング」と検索しました。
病院って数はあれど、いざ自分が通うときにはどこへ行けば良いのかさっぱりわからなくなりますよね^^;
しかしコツコツと探していたら、私の希望にピッタリの心療内科を発見!
薬に頼りすぎずに、薬だけじゃ無く漢方治療もしてくれて、そのほかセラピーなども取り入れているのです。
すぐに予約を取ってクリニックへ行きました。
大きな声で元気に話してくれる小柄だけど活力に満ちた先生にホッ
先生に今飲んでいる薬の手帳を見ていただくと
「うん、丁寧に薬をだされている先生ですよ〜。うんうんイイね」
「でもね、僕はどんどん積極的にお薬減らしちゃうの。大丈夫だよ」
「それであなたの場合はね、一緒にセラピー受けてみない?
良いカウンセラーさん居るから。そうしよっ」
不安系の薬はいきなり止めないほうが良いので、少しずつ減らすように指示をされ
次回からはセラピーも一緒に受けることになりました。
急にお薬をやめてはいけないってことでしたが、私はもともとキッチリと薬は飲んでいなかったのです。
以降もこれはダメだ・・・って調子が悪いときだけ飲んでいました(コソッ)
心療内科のカウンセリングは相性が大切
カウンセラーさんは何人かいらっしゃってセラピーの手法もそれぞれ違う様子
その日カウンセリングをしてもらえることになった女性は
どうもここでのカウンセリングはごく最近の様子
優しく親身になってくれているのは伝わるのだけど、おそらくカウンセラーさんになってから日が浅いのだろうな?
とわかってしまう。
良い人だとは思うけど、ちょっと頼りないのです。
また自分の話と置き換えたりするので、どっちが相談をしているのか分からなくなるときも(笑)
この日教えてもらったのは、ストレスを感じそうになった時にやり過ごす方法
やり方はすぐに忘れてしまったのですが、ストレスを受けそうになったら
体の力を抜くとか、体をひねってやり過ごすとかそんな手法だったと思います^^;
カウンセリング担当者は曜日で決まっているので、私が通う日を変えることで違うカウンセラーさんになります。
月曜に通うのが好きだったけど、違うカウンセラーさんが担当している水曜に通院日を変えてみました。
EFT・TFTタッピングセラピーを受ける
新しいカウンセラーさんは、年齢は60代くらいの落ち着いた上品な女性です。
私の話を丁寧に聞いたあと
「それではタッピングセラピーというのをやってみましょうか」
と言いました。
タッピングセラピーって名前だけは以前聞いたことがあります
米国心理学のパイオニアの一人であったロジャー・キャラハン博士が1970年代の終わりに発見し、 発展させてきた心理療法で、鍼のツボをシンプルにタッピングすることで心理的問題の症状を 改善させていくものです。
日本TFT協会HPより引用
実際に自分がツライと感じている状況や気分をあらかじめヒアリングしていただき
その言葉を口にしながら、身体(鎖骨や手、眉など)をトントンと叩きます
私の場合なら
「犬の吠える声が嫌だ」
「犬が吠えたらどうしよう」
「犬が吠えるんじゃないかと不安で仕方がない」
と言いながら、トントントントン
言葉はカウンセラーさんが最初に言ってくれて、その後復唱していきます
最初はちょっと恥ずかしかったりするのですが、次第になんだか調子が出てきて大きな声で復唱していました(笑)
これがどういうわけか、やる前とやった後とでは気持ちの落ち着き方が全然違うのです
沈みがちだった気分が前向きになる、そんな感じ
しかも即効性がある
大きな声を出すことでストレスも発散されていたのかも・・・
カウンセリングもとてもお上手で、安心して話をして聞いてもらうことで気持ちが楽になりました。
カウンセラーさんとの時間は大体40分くらいだったと思います。
最初はカウンセリング20分に、タッピングが20分くらいの配分でした。
カウンセリングの中で、親子関係についての話も出てきました。
子供の頃うちの父はいつもイライラしていて、子供である私たちに突然大声で怒鳴りとばすことが日常でした。
そして母はその時私たちをかばうことは皆無で、「あんたが悪い」と父サイドに回る。
そのせいかは分からないのですが、そういえば私は大きな声や大きな音が苦手です。
カウンセラーさんは、
「もしかすると小さな頃怖かったお父様の怒鳴り声と、ワンちゃんの激しい吠え声が繋がってしまうのかもしれませんね」
と。
カウンセリングが終わったあと先生の診察を受けて気持ちがスッキリしたことを告げると
「だろー? あのカウンセラーさんはホント評判良くってね、うちでもすごい人気なの。良かったねー」って
その後2回タッピングセラピーを受けたところで、カウンセラーさんと院長先生から
「卒業してもいいね」と太鼓判を押していただきました
このクリニックに通ったおかげで、どんどん気持ちが前向きになって元気になりました
また、ちょうど愛犬の夜泣きがちょっと落ち着いてきたことも、調子が上がってきた要素だったのかもしれません
なにはともあれ、薬漬けになることなく元気になれて良かった!
「心療内科は合わないと思ったらどんどん変えるべし」
今度のことで、自分に合う心療内科はかならず見つかるし、
途中で諦めたり、妥協は絶対にダメだと思いました。
どうしても、眠りたい、薬を飲んでも良いから少しでも楽になりたいのか
薬よりも、自分の話をじっくり聞いて欲しいのか。
目的もちゃんと明確にするとより自分にあったお医者さんが見つかりやすいと思います。