猫は認知症なるの?原因症状夜泣き友人が体験した猫の認知症と安楽死

猫は認知症になるの? 最近うちの猫の様子がちょっと変
こんな疑問を持ったことありませんか。

犬の認知症は知っているひとが多いと思いますが、猫に認知症はあるのか、症状や改善方法

そして私の友人が体験した猫の認知症についてお話ししたいと思います。

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猫認知症の症状は?

現在空前の猫ブームです。

最近は猫の飼育を室内でするようになり、猫の寿命も延びています。

そのため、猫にも認知症が起こるようになりました。

具体的に猫認知症の症状は
・ご飯を何度も食べたがる
・徘徊する
・昼夜逆転する
・トイレを失敗する
・後退ができなくなり狭いところに挟まる
・同じ箇所を舐め続ける
・夜泣きをする

などが起こります。

これは犬の認知症とほぼ同じ症状です。

犬も猫も認知症になるということです。

犬は11歳くらいから認知症状が少しずつ出てくると言われていますが(個体差あり)
猫はそれより少し遅く15歳くらいから認知症状が出る子が多いようです。

猫認知症の原因と対策は?

猫が認知症になる原因は詳しくはわかっていないようです。

しかし、認知症状のある猫の脳を調べると脳が萎縮しているケースが多いと言われています。

人間の認知症を治す薬が無いように、猫の認知症状も特効薬的なものはありません。

しかし対策は出来ます。

  • 五感が鈍くなってきたことに不安感を覚える子が多いので
    部屋の環境を整えてあげる。
  • できるだけ撫でたり触れてあげる(刺激&脳の活性化)
  • たくさん遊んであげるようにする(   〃    )
  • オメガ3脂肪酸DHA・EPAを含むサプリ、抗酸化作用のあるサプリを与える

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猫認知症は夜泣きが大変

猫認知症の中でも、大変なのは夜泣きのようです。

これは犬も同じで、私も経験したためそのつらさはとても良く分かります。

私の愛犬の夜泣きが始まったとき、お隣さんに

「犬が認知症になり、夜泣きをするんです。うるさいこともあるかと思います。申し訳ありません」

と伝えたら

「え!!ワンちゃんも夜泣きするの?」

と驚かれていました。

というのもお隣さんのお友達が今まさに、猫の夜泣きに困っているところだったと言うのです。

毎晩猫ちゃんがニャーニャー鳴き続け、お友達は眠ることができず
ゲッソリと痩せてしまわれたというのです。

ペットの夜泣きは自分達が眠れないことはもちろん、ご近所への配慮も必要になり、とても大変です。

猫の夜泣きで安楽死を選択しなくてはいけなかった友人

私の友人は大の猫好きで、複数頭をとても大切に飼っていました。

それぞれ天寿を全うし、最後の1匹になった子がある日を境に

夜泣きを始めました。

最初は夜泣きだったのが、次第に鳴く時間は長くなり
1日のほとんどをずっと絶叫のような声で鳴き続けました。

友人に電話をかけると、猫の泣く声が大きくて友人の声が聞こえないこともありました

ずっとお世話になっていた獣医師のもとへ連れていき、検査をうけても異常なし

当時友人は出産してから日が浅く、子供の夜泣きと猫の夜泣きが重なってしまいました。

友人、ご主人はもちろん、生まれたばかりのベビーも猫の鳴き声に反応してなかなか眠らない。

家での様子を見てもらおうと、獣医さんに往診に来てもらったり
大学病院に連れていき、脳のMRIも取ったけど原因らしきものは見つからず・・・。

実家に連れていくも、お母さんも高齢になっていて

半日と持たず「うるさくて気が狂いそうだから連れて帰って」と言われてしまいます。

家族全員が疲弊していく日々の中、誰も助けてくれません。

とうとうご主人が病院に連れていきました。

お医者さんは旦那さんの表情を見て

「分かりました」とだけ言って、静かに安楽死の措置をとってくださったそうです。

老猫ホームはあるの?

友人に、私の愛犬を「老犬ホームに入れようと思っている」と話したとき

「あの頃老猫ホームがあれば安楽死をさせないで済んだのに・・・」と友人が言いました。

現在空前の猫ブームですが、老犬ホームは聞くけど老猫ホームはまだあまり聞きません。

老猫ホームはあるのかと思ったら、やはりありました!

老犬ホームよりは少ないのですが、老猫ホームもありました。

また、老犬ホームで猫ちゃんも預かってくれるケースも増えているようです。

最後に

認知症は人間のみならず、犬、猫といったペットにも起こります。

そして人間と違って、夜泣きというとても大変な症状を伴うこともあります。

現在ペットを飼うお宅は増えていて、マンションもペット可のところも増えています。

しかし友人の例を見てもわかるように、20年前から認知症になると病院でも治すことはできないのです。

私も夜泣きの大変さを経験しました。

現在は老犬ホームで愛犬のケアをしてもらっています。

ここまでの道のりは大変でした。

最初は頑張ればどうにかなると思っていましたが、そう甘いものではなく・・・。

しかし無理をせず、人の力をお借りすることの大切さも学んだように思います。

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