保護犬保護猫を譲渡しているペットショップのからくりに要注意!

ペットショップでペットを買わず、保護犬保護猫を迎え入れる人が増えています。
生体販売で不幸な子を増やさないために、とても良い傾向ですが
ペットショップもこれでは商売にならない。

「保護犬と称して」「売れ残った子」を譲渡しているショップがあります。

スポンサーリンク

杉本彩さんの本は衝撃的な真実ばかり

杉本彩さん
公益財団法人動物環境・福祉協会Eva

動物愛護を本気で取り組んでいる方です。

他の方が言わないこと、オブラートに包んでいるようなことも
はっきりと伝えています。

先日発売された杉本さんの新刊を買いました。

動物たちの悲鳴が聞こえる ワニブックスplus新書

動物たちの悲鳴が聞こえる – 続・それでも命を買いますか? – (ワニブックスPLUS新書)

新品価格
¥968から
(2020/2/12 15:17時点)

私が知らなかったこと
疑問に思っていたことが
たくさん書かれているのですが

中でも驚いたのは、
ペットショップで保護犬や保護猫譲渡ビジネスをしていること。

ペットショップで保護犬保護猫譲渡の闇

ペットショップで生体販売をさせない買わない動きが進んでいて
これはとても良い流れだなぁと思っているのですが

ペットショップは、これまで売れていたものが売れなくなるわけですから
商売上がったりですよね

しかし!!

なんと、自分のところで売れなかった子達を

「保護犬保護猫」として譲渡しているペットショップがあるというのです。

譲渡ですから、利益が出ないですよね?

じゃあボランティアってことなのかと思ったら・・・

フードを3年分とかで年間購入するのがお約束

スポンサーリンク

フード料金3年分とかで、10万円〜30万円単位にもなるようです。

つまり譲渡に見せかけて自社の商品を販売するビジネスです。

保護犬・保護猫はいまや人気のブランドと化しているようです。

保護犬譲渡するペットショップは本当にあった!

本当にそんな事しているペットショップなんてあるの??

と私も調べてみたのですが

あっさりと見つかりました(笑)

それもかなり大きなチェーン店です。

行った事は多分無いと思うけど、名前は私でも知ってます。

ペットショップ 保護犬 譲渡

で調べると出てくると思います。

たしかに杉本さんの本に書かれているように

譲渡してもらえる子はたくさん居ました。

そして、フードもセットです。

他に諸々諸経費が料金に入っていて

売上の一部は愛護団体に寄付してると書かれています。

これ見たら、善意でやっているのかと誤解してしまいますよね^^;

もし、ペットショップに保護犬や保護猫が居たら

「どこからどういった経緯でこちらのショップに来た子たちなのですか?」

と質問ぜめにしてみると良いようです。

保護犬・保護猫たちの身に実際に起こっている事

愛犬が小さいころ、よく行くドッグランで何度か一緒になったワンちゃんが居ました。

ミックス系のおとなしい子で
どこかエレガントな感じのする女の子です。

飼い主さんは、とても動物好きの女性で確かトリマーさんだったような・・・

そのワンちゃんは、保護団体から引き取ったんですよ

と教えてくださいました。

保護団体とはまだ耳慣れないころだったので
いろいろ教えてもらったのですが

飼い主さんが言っていたことで、今でもはっきりと覚えているのが

「でもね、保護犬を引き取った方って
すぐに返してきたり、処分する人がとても多いんです。

そこにお金が発生しないから、粗末にしても良いと思われるみたいで」

というショッキングな言葉でした。

確かにブリーダーさんや、ペットショップから購入した子は

返品ができません。

元義姉は返品してましたが・・・)

新しい家族が見つかった!

と思った子たちが処分されるなんて。

そのお話を聞いたころから
もう15年近くが経っています。

今はそんなことが減っていると思いたいです。

杉本さんの本は、かなり辛口で
ちょっと読むのに勇気が要りましたが

ぜったいに知っておいた方が良いことがたくさん書かれています。

愛犬と15年も暮らしながらも無知だった私は
驚きと反省をしながら
少しずつ読みすすめています。

スポンサーリンク