犬連れ旅行とんでもない私の大失敗と神対応の旅館の思い出

犬との旅行にはハプニングが付きものですが

実は我が家には、私が招いたとんでも無さマックスのものすごい失敗があります^^;

我が家の伝説になりつつある、恐ろしい旅の失敗とその時神対応してくれた旅館について、こっそりとお話しします。

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義両親の金婚式旅行計画

義両親が結婚して50周年

金婚式をむかえ、私たちと義弟一家(4人)、そして主役の義両親

+愛犬チビで旅館に一泊することになりました^^

夫は一応長男ですし、ここは「私たちにおまかせくださいっ!」くらいの勢いで張り切った私たち。

いつも義両親にはお世話になりっぱなしだったのでちょっと良いところ見せようとしたんですよね。

まずは宿泊するホテルを取らねばいけません。

うちには愛犬もいるので、ここは私たちがホテルを探しますね〜ということになり

元ホテルマンの私は張り切りました!

やはり義両親は温泉を楽しみにしているので、温泉があって犬も泊まれて、宴会も出来るところ

この3つの条件を満たす旅館が見つかり

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次は宴会メニューの打ち合わせをメールでせっせとやりとり。

金婚式ということを最初にお伝えすると、旅館の方が

「それならば鯛を付けることもできますよ」ということで

オプションで鯛をお願いしました。

さらに、当時結婚式をやっていないという義母のために、

旅館の近くのあるケーキ屋さんのなかから

とてもおしゃれなケーキを作って居るパティシエさんを探し

細かく注文を出して特注のケーキも作っていただきました。

(ウェディングケーキを意識したものです)

完璧だわーー

と大満足の私

恐ろしい事がおきてしまった!!

行き先は福島県の温泉旅館扇屋さんです。

こじんまりとした温泉旅館で、義実家からも近いのです。

義実家にみんなで一度集まって、車二台で意気揚々と旅館に向かいました。

さー、チェックインだ!!

夫と私がフロントでチェックインしようとすると

なんと「予約がございません!」って

なにーーー??? そんなバカなーー。

旅館の方が「似たような名前の旅館が近くにあるのでそこでは無いですか?」

と言うのですが、いやそこでは無いはず・・・。

旅館側から、宿泊前に手紙が届いていてそれを持ってきていたのを夫が奪い取るようにして確認すると・・・。

なんて事でしょう! 予約した旅館は福井県だったのです!!

かーさんおバカでしゅねぇ〜。僕疲れちゃいました

福島から福井県にまで行ける訳もなく^^;

その日は、なんとゴールデンウィークです。

どこも全館満室に決まっています。

キャンセルがあったにしても、大人6人、子供2人、犬1匹泊まれるとこなんてあるわけないのは誰の目にも明らかです。

どうすんだよーーーー(号泣)

旅館女将の神対応

それまで皆のはしゃいだ空気は一転

どうすんだよ・・・

でも皆優しいもので私を責めません。

これがまた辛いのなんのって・・・^^;

夫はもちろんめちゃくちゃ怒ってますが・・・。

ホテルのロビーでガックリ来て居ると

そこに旅館の女将がやってきました。

そうしてこう言うのです

「大変でしたね。それでは私が他の旅館に掛け合ってみましょうか?」

というのです。

女将曰く、近くにほとんど廃業している旅館があるのだけど

頼み込んで宿泊はできるようにして貰いましょうと。

さらに

「金婚式ですものね。うちはご宴会とか得意ですし慣れています。ちょうど今日は宴会が入っていないのでご宴会を用意させていただきますね」

と言うのです。

女神がここに居たー。

「通常宴会場所にはワンちゃんはお断りしているのですが、今日は特別ですからどうぞワンちゃんもご一緒にね」

と、サークルまでご用意してくださったのです。

なお、温泉も自由に入って良いと言うのです。

そして、翌日の朝ごはんも用意してくださいました。

料理は突然用意したとは思えない完璧なもので

しっかりと金婚式のお祝いをすることが出来ました

なぜこんな間違いが起きたの?

最初に旅館を見つけたとき、私は名前で記憶していたんですね。

旅館の名前は「扇屋」

福島県の宿です。

なのに予約を取ってしまったのは「福井県の扇屋」だったのです。

よくよく見ると、福島の宿は「ニュー扇屋」

旅館の名前は完全に同じじゃない。

私のうろ覚えが招いたミスでした・・・^^;

奥さん、元ホテルマンだってよ!(笑)

それが私です。

バカだーーー。

しばらくは、このことに皆触れないようにしてくれてましたが

もちろん私の面目も丸つぶれです。

現在は、この話はもう私自身がネタにするようになりました。

例えば

皆でどこか泊ろうか〜?という話が出たときに

「私の出番かしら?」と(笑)

みんな「いや、危険だ」とか

「あぶねー」と言いたい放題言ってくれます(笑)

ちなみに、福井県の旅館は当日キャンセルになるので鯛の料金も含め全額かかりました。

そして、福島の神対応旅館ニュー扇屋へはそれから何度もリピートしています。

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