老犬ホームで預かってもらって良かったこと3つ!感謝してもしきれない

老犬ホームで愛犬を預かっていただいています。
ここに来るまでは認知症で激しい夜泣きをする愛犬に困りながらも、預けることに罪悪感を感じたり夫と毎日口論になったり・・・

しかし、今は本当に預かっていただいて良かったと思っています。

亀十のどら焼きくれ〜

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老犬ホームに預かってもらってから夜眠れるようになった

犬が認知症を発症すると、徘徊、昼夜逆転、夜泣き、排泄の失敗などが起こりますが
我が家の愛犬は夜泣きが大変でした。

いや他のこともあったけど、他は全く気にならないのです。

しかし夜泣きだけはどうしようもありませんでした。

窓を2重にしたり、壁に吸音シートをたくさん貼ったりしましたが
これらはほとんど効果がないと言ってもいいかもしれません。

もしかするとご近所への音は多少減ったかもしれないけど
飼い主である私たちは同じ室内にいるため、夜泣きが始まると眠ることが出来ません。

眠れないことは、本当に辛いことです。

それが老犬ホームに預かっていただくようになったおかげで
毎日グッスリと眠ることができるようになりました。

最初のころは、癖が抜けなくて寝てもすぐに目が覚めたり
愛犬の吠え声の幻聴までありました(笑)

それが、あぁもう預かっていただいてるんだった!

と気づいて、ホッとします。

2人暮らしになり夫婦仲が改善した

夫とは結婚して20数年が経ちます。

15年前から愛犬が来て、3人での生活がごく普通の日常です。

夫も私も違いに年を重ね、お互い頑固になってきたと感じるのが数年前から(笑)

さらに昨年愛犬の認知症を発端に、毎日口論が絶えなくなりました。

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愛犬を老犬ホームに預けると決めるまでにも、どれだけ喧嘩をしたかわかりません^^;

夫も私も愛犬をとても可愛がってきていて、その愛犬がいなくなる。

2人になってどうなるんだろう??

とかなりの不安がありました。

愛犬を預けてからは、私のペットロス状態がひどかったため
かなり夫が気を使っているのを感じました。

腫れ物に触る感じですね(笑)

そして私も、自分がもっと強かったら、愛犬を預けることなく家で最後まで一緒に暮らせたのかもという夫に対する負い目があります。

2人になったことで、相手を少し思いやる気持ちが出てきたように思います。

それに以前は喧嘩をしても、愛犬が面白かったり可愛かったりで、すぐに家の中に笑いが戻ってきたけど

今はその緩衝材が居ない。

私は愛犬を味方につけるのが得意で、おやつを使って自分サイドに引っ張り込んでいました^^

でも現在は、喧嘩すると重い空気になるだけ(笑)

意識的に喧嘩を避けるようになったのかも。

最近は2人で出かけることも多く

あちこち愛犬がいるときには行けなかった場所にも、行ってみたりしています。

愛犬に対して以前と同じように愛情を向けられるようになった

預かっていただいたことで、いちばん嬉しかったのはこれです!

愛犬に対する愛情が元どおりになったこと

介護をしていたころは、夜になると大音量で泣き叫ぶ愛犬に対して

イライラしたり腹が立ってしまったり。

夜になると豹変するため、夜が来なけりゃいいのに・・・と思う毎日でした。

そして、いったいいつまでこんな日が続くの?
と正直絶望的な気持ちにさえなっていたのです。

いつまでこんな日が続くのか・・・

つまり、あんなに大切で愛おしい存在の死を待ってさえいたのです^^;

誰かにその時期を教えて欲しいと本気で思ったりもしました。

介護は人のこころを蝕んでいく・・・。 そう感じました

しかし、老犬ホームにあずかっていただいてからは

介護のストレスがなくなったため、愛犬に対する純粋な愛情だけになりました。

今はもう愛犬は私たちのことが誰かわからないようす。

会いに行っても喜んだりはしないし、その表情は無のまま(笑)

でも、私たちにとっては可愛い愛犬のままです。

愛情が以前のように戻ったことに、こころから安堵しました。

老犬介護地獄から救ってくれたのは老犬ホームだけだった

病院に行っても治療法は無いと言われ

サプリを飲ませてもだんだん効かなくなり

最初は効果があった漢方も効かなくなり、どんどん高価なものに移行したけどそれも効かない。

老犬介護の本や、HPにはたいてい「認知症になったら獣医のところへ連れていくように」
と書かれていますが

実際には連れて行っても認知症には治療法や薬は無いと言われます。

最後の手段として安定剤や鎮静剤の力を借りるケースは多いですが
それも愛犬には効かなかったというか、明らかに体に異常が起きました

どうしたらいいのーーーー。と叫び出したい日々

だれも救ってくれない絶望的な状態の中で、老犬ホームさんだけが優しく手を差し伸べてくれました。

ホームの皆さんは、老犬介護のプロです。

私はたった1匹しか知らないけど、老犬介護をお仕事にされて居る方は

何匹ものシニア犬を見ているので、ケアの仕方もよくご存知です。

気難しいところがあり、わたしと夫以外に全く心を開かないどころか触らせもしなかった愛犬ですが

ホームの方はもう見事にチビの性格を知り抜き、扱い慣れていらっしゃいます。

それどころか私たちが経験させなかったことも、どんどんさせてくれているんです。

季節のイベントにみんなで参加したり、少し遠出のお散歩行ったり

毎日たっぷり好きな場所を歩いたり。

可愛いコスプレもさせていただいてます^^

コスプレした愛犬は、それはそれは可愛い〜♪

お洋服は昔から着せてみたかったけど、着せると固まってしまったのでずっと諦めていたんです。

本人は嫌そう? いやいやこういう顔なんです^^

日中はドッグランでのんびり遊んで(犬見知りが激しいので少人数で遊ばせてくれています)

夜はゆっくり眠る生活になり、以前より夜泣きはずっと減っているそうです。

私は老犬介護ホームに預けたことで、自分もそうだし愛犬も救われたと思っています。

老犬介護ホームの皆さんには感謝してもしきれないです。

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