ペット法要は四十九日だけじゃない!法要や供養のお布施と服装とは?

ペットが亡くなった際、人間と同じように法要をすることもできます。
ペットの法要の種類や執り行う場所、当時の持ち物服装、そしてお布施などについてまとめてみました。

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ペットの法要は大きく分けて5つある

「初七日」
亡くなってから7日目(死後7日目)

亡くなった日を含めて7日目に執り行うのが初七日です。

初七日は省略をされるか、葬儀の日に初七日を繰り上げて
一緒に執り行うのが一般的です。

「四十九日」

亡くなった日を含めて49日目に執り行う法要です。

極楽浄土に行くと言われるのが四十九日

この日までは魂が自宅に居る

とされています。

四十九日の法要までは自宅にお骨を置いておき
このタイミングで納骨をするケースが多いようです。

「百か日法要」

亡くなった日を含めて100日目に執り行う法要

百か日は、残された家族が悲しみに区切りをつけ
泣くことをやめて、前を向いていく日とも言われています。

四十九日と一緒にとりまとめる事も多いです。

「一周忌」

亡くなった翌年の命日に執り行う法要

一周忌をきっかけに、納骨をする人も多い。

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「三回忌」

亡くなった翌々年の命日に行う法要のことで
3年後ではありません。

つい間違えてしまいますが2年後の命日の法要です。

一般的には四十九日と一周忌の法要をする人が多いようです。

あとは、自宅で月命日と命日に、お花を買ってきたり

ペットが好きだったおやつを用意するのが多いかと思います。

ペットにもお盆お彼岸がある

人間のお盆やお彼岸と同様に
ペットのお盆やお彼岸をやる方も増えています。

「お盆とは?」

亡くなった人があの世から、自宅に帰って来て
家族と過ごす時間とされています。

ペットも同様に、あの世から帰ってきて
家族と過ごす時間です。

自宅にお盆用のお供えものや提灯などを用意したり
墓園やお寺へお墓まいりに行きます。

お盆の入りは8月13日

仏具、位牌、お供えものを並べて

盆提灯を付けるのが人間の場合ですが

ペットも同様で、なんとペット用の盆提灯も販売されています^^

お盆明けは8月16日

提灯やお盆のお供えものを片付けます。

「お彼岸」

お彼岸は春と秋にあります。

春は3月18日前後
秋は9月20日前後

約7日間です。

特にお彼岸にはきめられた飾りつけなどは無いですが
仏壇やお墓をきれいにしたり
いつもよりちょっと豪華なお供えものをあげたりしてあげます。

ペットの法要はどこでどうやる?

合同供養祭に参加
ペット専門の葬儀社や霊園で合同で供養をしてもらう方法

まとめて開催されるので、四十九日
三回忌といった法要の種類は区別されないことが多い

単独での供養
ペット専門の葬儀社や霊園にお願いして
単独で僧侶を手配してもらう方法

希望する日に沿ってもらいやすく
法要の種類に合わせた読経をあげてもらえる

自宅での供養
僧侶を自宅に呼びお経をあげてもらう方法

自宅で家族だけで気兼ねなく供養できる

葬儀社や墓園で僧侶を手配してもらうこともできるし
ネットでお坊さんを手配することもできる。

ペット供養のお布施の相場は?

墓苑や葬儀社で合同で執り行う場合は、お布施は要らないのが一般的です。

これが単独でお願いするケースになると

お布施が必要になることもあるようです。

墓苑や葬儀社を通してお願いするときは、担当の方に

「どれくらい包んだらいいのか?」率直に聞きましょう!

「お気持ちで・・・」と言われても

食い下がって具体的な金額を聞いた方が良いと思います。

1万円くらいが一般的という意見がわりとよく見られます。

自宅に僧侶を個人で呼ぶ場合は

交通費なども全て込みで、2万円くらいのところもありました。

料金が明確にされているところはわかりやすくていいですね。

ペットの供養に必要なものや服装は?

墓園は葬儀社でやってもらう場合は事前に必要なものを教えてもらえます。

我が家は墓園の合同供養に参加するのですが

四十九日に持ってくるように言われているのは

お骨(分骨した小さい骨壷に入ったものも)
写真

の2点です。

他には
ハンカチ、数珠を持っていった方が良いと書かれているのをみたことがあります。

ハンカチ、意外と忘れる人も多いのだとか。

あとティッシュも念のために持っていきたいところです。

服装も場所によって違うようですが

我が家でお願いしている墓苑さんでは、

服装は普段着で皆さんいらっしゃるそうです。

これも墓園や葬儀社であらかじめ聞いた方が良いと思います。

ペットの法要は必要なの?

最近はやるご家族も多く

我が家がお願いしている墓苑さんは

お彼岸もお盆も、大勢のご家族が訪れるそうです。

でも、供養はやってもやらなくても良いと言われていて
強制はされません。

江原啓之さんも、自宅で写真に向かって手を合わせるだけでも十分気持ちは伝わっています

と言ってましたよ。

我が家の四十九日法要

うちの愛犬の四十九日は3月2日ですが
火葬をお願いした墓苑さんの合同供養に合わせて
2月22日に執り行います。

料金は2500円

お坊さんへのお布施などは要りません。

お骨を抱っこして一緒にお出かけするのは、これが最後かもしれません。

とても楽しみにしています。

さいごに

私はもともとお墓まいりとか仏事が結構好きなんです(笑)

神社仏閣巡りも好きですし^^

実はお葬式に出るのも好きだったりするので

子供の頃から母に
「あんたって変わってるよね」と笑われてました(笑)

それが愛犬のための供養ですから
もちろんやりたい。

夫はどうかな〜?

と思いきや、夫も当たり前のように法要に行くと言ってくれました。

愛犬にやってあげられることは、供養くらいしか無いんですよね^^;

でも、こうやって愛犬のために何かしてあげることが
自分たちの癒しになっているのでした。

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