犬を飼えるのは60歳まで?!高齢になって犬を飼う不安とは

保護犬を飼いたいと思っても、譲渡条件には年齢制限があり
多くの保護団体は60歳までとされています。
60歳を過ぎたら犬は飼えないのでしょうか?
そして高齢になって犬を飼うリスクや不安について考えてみました。

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犬は60歳までしか飼えないの?

最近は犬をペットショップで飼うのでは無く
保護犬の譲渡会で、譲ってもらう人が多くなりました。

しかし!!

ここには条件があり
その中のひとつに、「60歳まで」とされているところが多いのです。

その理由は、最近のワンコ(もしくはニャンコ)は
高齢化していて、15歳から17歳くらいまで生きる子はザラです。

60歳の時にペットを迎え入れたとして、17歳まで生きたら
飼い主は77歳

限りなく80歳に近い・・・

ペットショップでは年齢制限が無く

シニアでも犬を飼うことができます。

しかし、高齢になったときにお世話が出来なくなり

動物愛護センターに運びこまれるケースも少なくないと言われています。

近年、ペットと飼い主の老老介護が社会問題になりつつまります。

それを回避するために、年齢制限を設けているようです。

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高齢になってペットを飼うリスクと不安

・ちゃんと世話ができるのか?

自分が年とった時のことは想像がつきません。

ペットは自分では何もできないので、お世話が必須

年取ってもちゃんとできるのかが不安になると思います。

ペットの世話で必要なのは
食事
トイレ
お散歩(犬)
ブラッシング、シャンプーなど

この中で外注できそうなものは
お散歩と、シャンプーです。

お散歩は、ペットシッターさんに頼むことが出来るし
シャンプーなどのグルーミングは
若い人でも、トリマーさんに頼んでいて
自宅でしない人が多いです。

その理由は
毛が排水口に詰まる
ワンコが暴れる
ちゃんとキレイになったか心配

などあります。

食事のお世話はそれほどの手間ではありませんよね。

トイレは掃除が大変ですが

最近のトイレはシーツを取り替えるだけですし
シーツもネットなどで購入すると重さなども気にならないですよね。

むしろ、毎日規則正しくお世話が必要になることで

生活にメリハリとリズムができて
日々を楽しく過ごせると感じる人が多いようです。

散歩にずっと連れていけるかが心配

犬を飼うとお散歩はもれなく必要になります。

自分が元気なうちは、愛犬と一緒に長距離を歩くことが出来ても
年齢を重ねたときに連れていけるのか・・・

まず、たっぷり散歩が必要な犬種を選ばないようにした方が良いのは間違いありません。

若い頃に憧れた大型犬を定年後に飼うのは、ちょっとリスキーな感じがします。

他にも、

ビーグル、ジャックラッセルテリア、コーギーなども運動量の多い犬種です。

お散歩に長距離行かなくても満足できて、室内でもおトイレができる子ならお散歩なら楽でしょう。

また、最近はペットシッターさんも居るので

あらかじめ自宅の側に良いペットシッターさんがいるのか調べておくのも大切だと思います。

ペットシッターさんとは相性が悪いと大切なペットを預けることができないので
口コミを見て、実際にお話をしたりペットとの相性も見てから預けると安心です。

60歳を過ぎてもペットを飼う方法だってある!

保護犬は60歳を過ぎたら譲っていけないことが多く
そこで断念してしまう方も多いですが、

預かりボランティアは、年齢制限が設けられて居ないことが多いです。

預かりボランティアというのは、保護されたペットたちが
新しい家族と出会うまでの間

自宅でお世話をするボランティアサービスです。

盲導犬のパピーウォーカーさんのような感じですね。

一緒に過ごした子を手放さなくてはいけないのがちょっとツライかもしれませんが

高齢になったときに、お散歩に行けるか、など先の心配をせずに

目の前にいる子にたっぷりと愛情を注ぐことができます。

高齢になったら子犬を飼わない

最近のワンコたちは長生きです。

なので、最初から子犬を飼うのではなく
成犬を飼うという人も増えています。

成犬を飼うメリットはたくさんあって

性格がすっかりと出来上がっているので
自分との相性がわかりやすい。

身体の大きさもわかっているので
思って居たより大きくなった、と慌てることが無い。

タレントの浅田美代子さんは
保護された4匹の犬たちと暮らしていますが

どの子も高齢犬と言ってよいシニアです。

浅田さんはご自身の年齢(1956年生まれ)から
「もう子犬からは飼えないけど、成犬なら自分に合った子と暮らすことができる」

とおっしゃっていました。

シニアご近所さんと犬の生活

15年前に犬を飼い始めたころから

ご近所に犬友達がたくさんできました。

ワンちゃんが亡くなった後、すぐに次の子を迎え入れられた

ご近所さんはおそらく70代

2匹目のワンちゃんはまだ若くて、おとなしい子だけど元気です^^

「私の足がもたないわ〜」

と笑っていらっしゃていて

早朝は、ワンちゃんと一緒にお散歩しているようですが

昨年から夕方の散歩はときどき、ペットシッターさんがお散歩をされています。

一方、60代後半のご夫婦のお話を聞きました。

そのお宅で飼われている子は、バーニーズマウンテンドッグ

体重は40キロくらいあるのですが

その子が寝たきりになってしまったというのです。

床ずれができないように身体をこまめに動かしたり

排泄のお世話をするのが大変で、ご主人の方は腰を悪くしてしまったそうです・・・。

その後はどうなったのか聞いていないのですが

シッターさんなどを上手に利用していてくれたら良いなぁと願わずに居れません^^;

さいごに

今はまったく考えられませんが・・・。

もし、家にワンコが居たら・・・

と考えるとワクワクすることがあります。

最近愛犬を亡くした友人たちとは決まって次の子のお話になります。

しかし

うちの夫は、今年還暦だったのです!(笑)

もうダメじゃん

と思ったのですが、預かりさんとかもあるんですよね。

そう知っただけでも少し楽しくなるのでした。

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